パリ解放1944‐49

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パリ解放1944‐49

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  • サイズ B6判/ページ数 498,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560082287
  • NDC分類 235.068
  • Cコード C0022

出版社内容情報

混乱期から復興へと向かう戦後パリの姿を、権力闘争を軸に生き生きと描いた第一級のドキュメンタリー。

【著者紹介】
1946年ロンドン生まれ。作家。「第11軽騎兵連帯」で正規軍の将校として勤務、退役後執筆活動に入る。著書に『スターリングラード』『ベルリン陥落 1945』『スペイン内戦』『ノルマンディー上陸作戦 1944』など。

内容説明

復興から冷戦へと向かう戦後パリの姿を生き生きと描いた傑作ノンフィクション!ドゴール将軍と共産党を中心とした国内レジスタンスとのあいだの権力闘争を主軸に、有名無名の人びとのさまざまな人間模様を交えながら、戦後フランス社会の諸相を詳細かつ重層的に描き出す。

目次

第1部 二国物語(元帥と将軍;対独協力への道と抵抗運動への道 ほか)
第2部 国家、それはドゴールなり(臨時政府;外交団 ほか)
第3部 冷戦突入(影絵芝居―計略と逆計;政治と文学 ほか)
第4部 新たな秩序(パリのアメリカ人;観光客の襲来 ほか)

著者等紹介

ビーヴァー,アントニー[ビーヴァー,アントニー][Beevor,Antony]
1946年生まれ。ウィンチェスター・カレッジとサンドハースト陸軍学校で学び、軍事史学者ジョン・キーガンの薫陶を受ける。第11騎兵連隊将校として、イギリスおよびドイツで軍務についたのち、1975年に小説Violent Brinkを発表。以後、歴史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家として活躍を続けている。ロンドン大学客員教授。『スターリングラード―運命の攻囲戦1942‐1943』(朝日新聞社、1998年)でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞など、『ベルリン陥落1945』(白水社、2001年)でロングマン歴史賞、『スペイン内戦―1936‐1939』(みすず書房、2011年)でラ・ヴァンガルディア・ノンフィクション賞を受賞

クーパー,アーテミス[クーパー,アーテミス][Cooper,Artemis]
1953年生まれ。小説家、ノンフィクション作家

北代美和子[キタダイミワコ]
1953年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイトKATE

32
フランスは、今でも世界で一目を置かれている国であるが、歴史を振り返ると、覇権争いで敗北していることが多い。しかし、敗れてもただでは起きないのがフランスの真骨頂で、したたかに根回しをして、損害を最小限に抑えながら復活してきた。ナチス・ドイツ支配からの解放と復興へ至る時代、ド・ゴールをはじめとするフランス人がしたたかに奔走している。ただし、偏屈さとプライドの高さが仇となり、世界の覇権をアメリカとソ連に奪われ、盟主の座に戻ることはなかった。本書で描かれているのは、フランスの衰退史である。2021/05/31

ぷるぷる

6
戦史ではなくて戦後の混乱期の記録でした。割と下世話な視点というか新聞記事的な視点のお話が続きます。作家や俳優と言った当時の著名人の名前が沢山出てきても知らないので読みにくいったらありゃしません。知らない話も多かったですが大体、女性絡みネタが多くてフランスの女性はその点随分アグレッシブですが、どこもやることは一緒だと思いました。独協力者に対する粛清のような胸くそ悪い話もたっぷりあって革命の頃と同じようなことやってるなと感心するやら呆れるやらという話もあります。よくぞフランスは共産化しなかったなと感心します。2021/08/24

TK39

4
第二次世界大戦におけるフランスの解放から戦後の復興まで。英国人著者らしくド・ゴールには辛辣。 ヴィシー政権の成立後、ペタンの裁判、共産主義者中心のレジスタンスなど読みどころ満載。戦後、フランスは共産化されていたかもしれないほどの危機があり、それを最終的に救ったのはマーシャルプランによる復興。積読本を読もう。 しかし、こんな状態でインドシナで植民地を復活させようとするとは。2021/01/31

toriarii

2
ノルマンディー戦役終了後の開放されたパリからマーシャル・プラン導入直後のパリを記した本。本書は章立てになっており、それぞれ違うテーマを扱っているように見えるが、共通するのはフランス第四共和政の立場と、パリの世相であることは間違いない。フランス共産党のパリ解放以降の政治活動と方針の変化が手軽に読めるのでお薦め。マーシャル・プラン導入までの第四共和政の各閣僚による経済復興、治安安定への努力を見ると、ド・ゴールの意図とは違うにせよ、早期に政権を放り投げたことはフランスとパリにとって良いことだったのだろう。2013/07/30

げんさん

1
多くの人物と多様なエピソードを交えながら、連合軍によるパリ解放から、マーシャルプランによる復興までを描く。文化人の動向にかなりのボリュームを割いているが、その方面にまったく知識も関心もない私には苦痛だった。解放直後は共産党が相当な勢力を保っており、スターリンが強くそれを意図していれば、赤いフランスが誕生していたかもしれない、と初めて知った。マーシャルプラン等の米国の復興への貢献は極めて大きかったようだ2014/01/31

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