出版社内容情報
混乱期から復興へと向かう戦後パリの姿を、権力闘争を軸に生き生きと描いた第一級のドキュメンタリー。
【著者紹介】
1946年ロンドン生まれ。作家。「第11軽騎兵連帯」で正規軍の将校として勤務、退役後執筆活動に入る。著書に『スターリングラード』『ベルリン陥落 1945』『スペイン内戦』『ノルマンディー上陸作戦 1944』など。
内容説明
復興から冷戦へと向かう戦後パリの姿を生き生きと描いた傑作ノンフィクション!ドゴール将軍と共産党を中心とした国内レジスタンスとのあいだの権力闘争を主軸に、有名無名の人びとのさまざまな人間模様を交えながら、戦後フランス社会の諸相を詳細かつ重層的に描き出す。
目次
第1部 二国物語(元帥と将軍;対独協力への道と抵抗運動への道 ほか)
第2部 国家、それはドゴールなり(臨時政府;外交団 ほか)
第3部 冷戦突入(影絵芝居―計略と逆計;政治と文学 ほか)
第4部 新たな秩序(パリのアメリカ人;観光客の襲来 ほか)
著者等紹介
ビーヴァー,アントニー[ビーヴァー,アントニー][Beevor,Antony]
1946年生まれ。ウィンチェスター・カレッジとサンドハースト陸軍学校で学び、軍事史学者ジョン・キーガンの薫陶を受ける。第11騎兵連隊将校として、イギリスおよびドイツで軍務についたのち、1975年に小説Violent Brinkを発表。以後、歴史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家として活躍を続けている。ロンドン大学客員教授。『スターリングラード―運命の攻囲戦1942‐1943』(朝日新聞社、1998年)でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞など、『ベルリン陥落1945』(白水社、2001年)でロングマン歴史賞、『スペイン内戦―1936‐1939』(みすず書房、2011年)でラ・ヴァンガルディア・ノンフィクション賞を受賞
クーパー,アーテミス[クーパー,アーテミス][Cooper,Artemis]
1953年生まれ。小説家、ノンフィクション作家
北代美和子[キタダイミワコ]
1953年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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