出版社内容情報
人間関係、家族、仕事、夢、目標
私たちはどう生きればいいのか――。
20年間、人生の最終段階の医療に携わり、3500人を超える患者さんたちをお見送りしてきて、私には一つ、気づいたことがあります。それは、「死」を前にすると、人は必ず自分の人生を振り返るということ。そして、「もっとこうしておけばよかった」「こんな風に生きればよかった」といった後悔の念を抱く方が少なくないということです。日々忙しく過ごしていると、人はなかなか、自分の生き方を見つめ直したり、自分にとって本当に大切なものに気づいたりすることができません。でも、もし。もし、人生があと1年で終わりを告げるとしたら……。あなたは何をしたいと考えるでしょうか。(本文より)
内容説明
少しの時間でも構いません。あなたの人生をふり返ってみませんか。後悔することはないか。これからどう生きれば幸せなのか。人生を変えたいと思う、すべての人に読んでほしいホスピス医からのメッセージ。後悔なく生きるための17のこと。
目次
1 もしあと1年で人生が終わるとしたら?(自分の人生に意味があったと思いますか?;どうしてもやりたいことはありますか?;今、後悔していることはありますか?;これからの人生で何を大事にしたいと思いますか?)
2 人間関係や家族について(ひとりで頑張りすぎていませんか?;「自分らしさ」は見つかりましたか?;家族、友人との時間は十分にとれていますか?;孤独を抱えていませんか?)
3 仕事や夢、目標について(今までの仕事や働き方に満足していますか?;努力したことにむなしさを感じていませんか?;今までの人生で一番誇らしいことはなんでしょう?;未来に夢を描けますか?)
4 人生をもっと楽しむために(どうすれば、生きてきてよかったと思えるでしょうか?;つらい悩み、生き苦しさはありますか?;自分を追いつめすぎていませんか?;「自分は思い通りに生きられていない」と思い込んでいませんか?;自分の心の声は聞こえていますか?)
著者等紹介
小澤竹俊[オザワタケトシ]
1963年東京生まれ。87年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。91年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。2006年めぐみ在宅クリニックを開院。これまでに3500人以上の患者さんを看取ってきた。医療者や介護士の人材育成のために、2015年に一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立。一人でも多くの人が、生きてきてよかったと思える最期を迎えられるよう、力を尽くしている。著書『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』がベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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breguet4194q
ehirano1
きみたけ
Take@磨穿鉄靴
いっち