出版社内容情報
オレが今マリオなんだよ…東日本大震災後、東北から石垣島に辿りついた親子が見つけた新しい光とは? 三四一首を収めた第五歌集。
内容説明
“ゆきずりの人に貰いしゆでたまご子よ忘れるなそのゆでたまご”。震災から五日後、息子の手を引き西へ向かい、そのまま石垣島に住むことになる親子。豊かな自然、地域の人との触れ合いは、様々な変化をもたらした。“「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ”。新しい光に満ちた第五歌集。
目次
1(ゆでたまご;島に来て;オレがマリオ;モズクの森;海上の鳥;見せたい虹;弓張り月;風と遊ぶ;パパイヤの種)
2(蝉のいた夏;東京タワー;さざやかな風;夢の木の実;百合の食卓;愛よりも;叔父叔父;監視カメラ;星のクイズ)
著者等紹介
俵万智[タワラマチ]
1962年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年刊行の歌集『サラダ記念日』で翌年、第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行い、96年より読売歌壇の選者を務める。歌集の他、小説に、エッセイなど。2004年、『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞、06年、『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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