出版社内容情報
気鋭の宗教学者・釈徹宗と映画プロデューサーを経て“劇場型寺院”應典院の住職となった秋田光彦が映画の中の隠れた宗教性を語る。
お坊さんが語る映画の中の「生老病死」+葬
気鋭の宗教学者・釈徹宗と映画プロデューサーを経て“劇場型寺院”應典院の住職となった秋田光彦が映画の中の隠れた宗教性を語る。
内容説明
映画には「死者のまなざし」があふれている―。気鋭の宗教学者・釈徹宗と映画プロデューサーから大阪・應典院の住職となった秋田光彦。二人の“怪僧”が映画の中の生・老・病・死、そして葬儀を手がかりに、避けがたい苦しみをいかに引き受けて生き抜くかを説く。仏教の深い知恵が光るノンストップ・シネマ対談。
目次
第1章 生きる(「宗教的映画」って何やねん;無縁社会の若者たち ほか)
第2章 老いる(世界最強の老人映画;師匠と弟子 ほか)
第3章 病む(なぜ余命ものが流行るのか;末期ガンを生きる ほか)
第4章 死ぬ(死体と遺体;埋葬と遺骨 ほか)
第5章 葬る(なぜ『おくりびと』に宗教者はいないのか;葬式のコミュニケーション ほか)
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年大阪府生まれ。龍谷大学大学院、大阪府立大学大学院博士課程修了後、浄土真宗本願寺派如来寺住職に。相愛大学教授。認知症高齢者のグループホーム「むつみ庵」運営
秋田光彦[アキタミツヒコ]
1955年大阪府生まれ。浄土宗大蓮寺住職・應典院代表。明治大学卒業後、映画プロデューサー・脚本家として『狂い咲きサンダーロード』『アイコ十六歳』などを発表。1997年、“劇場型寺院”應典院を再建。市民活動や若者の芸術支援、NPOと協働したエンディングサポートなどを行う。パドマ幼稚園園長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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