内容説明
上場会社百数十社の大株主である竹田和平さん。貧しい菓子職人だった竹田さんが、どうして日本一の大投資家になれたのだろう。彼の投資の神髄は意外なものだ。まっとうすぎて、みんなが見落とす盲点なのだ。さあ今日からあなたも竹田さん流の旦那的投資術で、豊かで楽しく喜びに包まれた人生を送ってみようではないか。
目次
第1章 お金持ちになるための、たったひとつのキーワード
第2章 こうして日本一の大投資家が誕生した
第3章 投機から投資へ、そして日本一の花咲じいさんへ
第4章 日本一の大投資家が語る、株式投資の極意とは
第5章 竹田和平さんの、幸せになる極意
第6章 竹さんのすすめる、貯徳人生
著者等紹介
水澤潤[ミズサワジュン]
1960年大阪府生まれ。84年東京大学工学部卒業後、大手出版社に勤務する。95年に独立し、生活経済アナリストとして主に雑誌媒体で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
17
しっかりとしたインタビューと筆力で、スッキリとまとめられています。竹田和平さんの人生をただ運が良かっただけではなく、頭を巡らせ努力をし荒波を乗り越えてきた様子がよく描かれています。投資に関する哲学は、人生の哲学でもありました。2017/04/17
ひよ亭
16
株でどうのこうのというより 生き方や考え方にとても共感した。「正義は勝つ」「あわてる乞食は…」なんかを人生において体現している。2019/07/27
グーテンベルク
7
今年7月に亡くなった日本一の個人投資家:竹田和平さんの一生を辿った本である。和平さんの人柄がチャンスや人脈を作り出し、ピンチに陥っても人に助けられて窮地を脱することができた。常識に囚われず、根源的な法則に従って投資を行うところは稲盛和夫さんに似ているかもしれない。2016/08/12
Kazuhiro Sato
3
竹田和平さんについては、全く知らなかった。毎日あくせく働いていていてこのような考え方ができない。自分を見つめ直すきっかけとなる本だと思う。2019/05/17
pacino
2
投資を始めたばかりの頃、購入した銘柄の筆頭株主の欄に竹田和平さんの名前があった(和平銘柄だったから購入したのかは覚えていないが)。あれから月日が流れ、こうして今でも投資を続けていることに感謝したい。ありがとうの大切さは「ひふみ」の藤野さんも仰っていました。素晴らしい事は引き継がれていっているような感じを受けます。花咲か爺さん。旦那。カッコ良すぎて震えます。2020/05/01