内容説明
母と姉、恋人の尻に敷かれモラトリアムな毎日を送る就職浪人中の広也は、ある日、二年前に別れた元恋人・千秋の死を知る。彼女は、生きたまま焼かれた。まるで中世の魔女狩りのように。事件の謎を探るうちに広也は千秋の思いがけない素顔を知ることになり…。せつなさと殺伐、樋口ミステリーの真骨頂。
著者等紹介
樋口有介[ヒグチユウスケ]
1950年、群馬県前橋市生まれ。業界紙記者などを経て、88年、『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞。以来、青春ミステリーの旗手として読者の支持を得る
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すたこ
9
★★ちょっと苦手だった。ダラダラとしていてミステリー感がなく、飽きてしまった。残念。登場人物もあまり好きじゃない。2024/06/07
蕭白
7
久しぶりに再読したので初読のように楽しめました。2020/03/28
papako
7
『ピース』から他の作品を読んでみようと選びました。うーーーん、不思議な文章だった。まぁ、想定内の結果だけど楽しめたかなぁ。みかんちゃんがよかった。でも、ちょっとあわない作家さんかもしれない。。。2012/11/22
背番号10@せばてん。
5
2004年5月31日読了。2004/05/31
ぐるん
4
面白かったけど、主人公とヒロインのタイプがいつも似てると思ってしまった。2012/06/25