出版社内容情報
ミュンヘンで出会った結婚詐欺師、ベネチアのカーニバル、トリュフをさがすフランスのブタ……世界各地の楽しいエピソードが満載の本
内容説明
嵐をよんだハワイのハレー彗星観測ツアー、デュッセルドルフで見た贋作絵画の最高作、ミュンヘンで出会った結婚詐欺師、トリュフを探すフランスの豚、仮装した人が街にあふれるベネチアのカーニバル、ペルーで食べたネズミの姿焼き…方向音痴にして好奇心旺盛な著者が、世界各地で遭遇した楽しいエピソード満載の旅行記集。
目次
音楽を奏でる石
おしりだって、大きくなりたい
嵐を呼ぶ女
ホラーみたことか
ナマが一番
青い帽子の女
花咲く街に涙して
ババリアの晩餐
空のブタ、尼さんのおなら
方向オンチ、カフカの街を行く〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
36
好きである。自分とほぼ同じ身長である彼女は日本では敬遠されるかも。しかし自分の様な隠れファンもいる。世界を股にかけ各地の魅力を存分に伝えてくれた。その一握りをこの作品で触れることができる。ペルーのクイは驚かされた。ネズミの姿焼き。ベネズエラ出身の同僚に聞いたら、美味しいらしい。自分は口にはしなかったがペルーを離れる直前に知った牛のちんぽの料理もあるらしい。旅はいろいろ経験させてくれる。2019/02/21
ぶんこ
23
さすがの枝里子さん、世界各地に出没していました。 ペルーでの高山病には、呆れるやら、その行動力に感嘆しました。 これだけ方向音痴で、何度もドジを踏めば、普通は学習して備えると思うのですが、おっちょこちょいなのか、愛すべきキャラでした。 2014/08/05
Book Lover Mr.Garakuta
11
速読の練習:著者の体験をもとにした海外旅行の話。様々な体験を面白くつづっている2019/05/11
mame
5
30年以上前の旅行記。時代を感じながらも楽しく読んだ。クイの姿焼きに猿の脳みそ、ヒェーーそして章の最後にある注意書き。おっそ!(河)2023/09/26
ジュースの素
5
枝里子さんがテレビで活躍していた頃 一般の人の海外旅はまだ少なかった。そんな時の話なので少々浮いた感じもある。 どの話もちゃんと「落ち」を付けてはいるがなんかフワフワ感がぬぐえない。やっぱり時代は変わって行くんだと思わざるを得ない。2017/02/06
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