出版社内容情報
世界各地のおばあさんたちに、その国独特の生活の伝承、家事や料理にまつわる工夫や知恵や生活技術を聞く。スパイスの効用、壁紙の貼り方など貴重なヒントを満載
内容説明
前著『おばあさんの引出し』は日本の各地に伝えられ蓄えられた生活の工夫と技術を集めた本。こんどはアメリカ、ヨーロッパ、アジア…と世界のおばあさんたちから、それぞれの文化に伝わる生活の知恵を、手をとって教えてもらいました。楽しく読めて衣・食・住、毎日の暮らしに役立つ知識とヒントがいっぱい詰っています。
目次
食（ポテト・ア・ラ・カルト；サラダ・ドレッシング；懐しのシャングリア；ナチュラルチーズを見直す；りんごジャム作り；スパイスの薬効 ほか）
住（ガーデン・ケア；壁紙で部屋の模様替え；拭く・磨くこと；女の誇り・食器 ほか）
衣（レースをいとおしむ生活；カリブ海のパッチワーク；毛皮を三代楽しむ；エプロンのおしゃれ；イタリア式洗濯法 ほか）
学（子供とおとなのけじめ；ストローを編む；肌の手入れ ほか）
遊（陽気な新年；サイクリング；手づくりプレゼント ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
智倉 稔
0
途中「いまどきの日本もに見習うべきだ」（注、昭和55年時点）という文言が多くて辟易したけれど、それ以外は昔ながらの夫人の家政術についてよく書かれた本。現地調査してる人の本らしい。カトラリーや被服についての共感が多い一方で、パーティや普段の人付き合いのホスピタリティについては、なんだか欲分からないがすごい、というようなことしかかかれてない。この分野は日本では最近になって言われている分野だし、当時はもっとその意識は低かったのだろう。2012/05/29
