文春文庫
海浜棒球始末記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167334239
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

すべては奄美大島を旅していたシーナが、不思議な漁師野球をみつけたことから始まった。ボールは網についている“浮き球”、バットは流木。それを都会や旅先でもやっているうちに、仲間の輪がどんどんひろがり、全国各地でリーグ戦が行われるようになった。それが“浮き球”リーグ、「ウ・リーグ」。さて、その顛末は…。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
昭和23(1948)年2月29日福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。51年「幽霊列車」で第15回オール読物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

82
椎名さんは遊びの天才だ。奄美大島の海岸で地元の漁師達が流木をバットに、漁に使う浮玉をボールにして遊んでいた浮玉三角ベースボール。それを持ち帰っただけでなく、全国津々浦々にチームを結成し、遂には数百人規模の全国大会をやってしまう。もちろん終われば大宴会だ。他人から見たら「いい大人が馬鹿みたい…」って思えるかもしれないけど、真剣に遊ぶ事ができる知人友人が全国にこんなに大勢いる。なんて素晴らしい事だと思う。子供の頃原っぱで三角ベースボールを楽しんだ昭和生まれの永遠の少年達は是非読んでみてください。★★★+2021/01/31

ツバメマン★こち亀読破中

25
浜に流れ着いた“浮き球”と流木のバットを使って始めた三角ベース。やがて仲間が集まり、参加チームが増え、浮き球リーグ、「ウ・リーグ」として全国各地にその輪が拡がっていく…。大人が(子供も)本気でやる遊びほど面白いものはないと改めて思いました。いつの間にやら仲間を巻き込んでいく椎名さんの不思議な力!2017/06/17

たーくん

7
再読→→→すべては奄美大島を旅していたシーナが、不思議な漁師野球をみつけたことから始まった。ボールは網についている“浮き球”、バットは流木。それを都会や旅先でもやっているうちに、仲間の輪がどんどんひろがり、全国各地でリーグ戦が行われるようになった。それが“浮き球”リーグ、「ウ・リーグ」。さて、その顛末は…。 2019/04/05

takeapple

5
無性に三角ベースやりたくなる。2004/06/30

コウみん

4
島での野球。 本の雑誌の編集長の椎名さんが沖縄の小さい島から誰も知らない島に行き、様々な人々と野球競技を開く。 偶々、ボールがどこかに流れたいったり、飛ばされたり、面白いハプニングが起きたりするが、島で出会った人との絆と 物語を読み、楽しそうな―と思った。2017/08/13

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