出版社内容情報
自ら銃殺刑を求めた殺人犯の実弟が、血の絆、傷つけられた子ども時代、家族の秘密をたどりつつ、魂の再生を求めた鮮烈な問題作
内容説明
僕の兄は罪もない人々を殺した。何が兄の中に殺人の胎児を生みつけていったのか?―四人兄弟の末弟が一家の歴史に分け入り、衝撃的な「トラウマのクロニクル」を語り明かす。暗い秘密、砕かれた希望、歴史の闇から立ち現われる家族の悪霊…殺人はまず、精神の殺人からはじまった。村上春樹渾身の翻訳ノンフィクション作品。
目次
第1部 モルモンの幽霊(兄弟;血の絆;ジョーダン・レインの家;アルタと死んだインディアン)
第2部 黒い羊と、拒絶された息子(黒い羊;拒絶された息子;フェイの秘密;さすらいの年月;定着した一家)
第3部 兄弟(見知らぬ者たち;片隅の少年;青春の暴走;父との暮らし)
第4部 ある種の人々の死にざま(兄たちの肖像)
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