出版社内容情報
「天皇大いに笑ふ」など、好企画の連続ヒットで「文藝春秋」を国民雑誌に育て上げた名編集者の、平衡のとれた人間味ゆたかな生涯
感想・レビュー
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rbyawa
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h097、読んだのは中央公論版で…同じ内容だよね? 古巣に引き取られてたのでこちらで。大雑把に文藝春秋新社の二代め社長、まあ社史も社長のカウントも新社以前から始めてるけどね、菊池寛。希代の作家だった彼が当人のカリスマだけで作り上げた文藝春秋という雑誌が会社となり、戦後の紙不足で苦労が嫌だと彼が手を引き名前を譲り受けたのが新社。この彼もエース記者として余所での噂も聞くものの当人視点なためかどうにも特殊な文藝春秋の内部に片寄っていたかなぁ。中央公論社員、なんで日参して新人社員教育してんの? ずっとそんな感じ。2018/02/16