文春文庫<br> 黒いマナー

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文春文庫
黒いマナー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167228095
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

結婚式ひとつとっても、できちゃった婚、国際結婚、年増婚、再婚……と複雑化するマナー。その裏にある人のココロを読み解く。

内容説明

できちゃった婚の披露宴で友人として取るべき態度、久しぶりに会った男友達がハゲていた時のとっさの一言、カネ、カオ、モテの格差社会におけるスマートな振る舞い…。40年前、700万部のベストセラーとなった『冠婚葬祭入門』では決して書かれることのなかった新たな時代の難問に、「負け犬」世代の著者が挑みます。

目次

おつきあいのマナー(食事のマナー;メールのマナー;受験のマナー;注意のマナー;謝罪のマナー)
季節のマナー(都会のマナー;別れのマナー;贈答のマナー;パーティーのマナー;年賀状のマナー)
関係性のマナー(母と娘の間のマナー;格差マナー;自慢のマナー;勝負のマナー;プライバシーのマナー)
危険なマナー(ハゲのマナー;露出のマナー;悪口のマナー;年齢のマナー;マナーのマナー)

著者等紹介

酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京生まれ。エッセイスト。高校生の時から雑誌にコラムを書き始める。立教大学卒業後、広告代理店に3年間勤務し、フリーに。世相を的確にとらえるクールでシビアな視点が人気を集める。2004年、「負け犬の遠吠え」で第4回婦人公論文芸賞、第20回講談社エッセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

238
酒井さんの、モノの例え方、言葉の選び方、が好き。2007年発刊の作品にして、メールマナーはすでに古いですね。次回はぜひ、LINEマナーをお願いします。いつまでもお上品で、それでいてイジワルなお姉さんでいてくださいね(笑)2016/12/19

takaC

73
一番最近買った酒井本(約一月前に小諸で購入)で手近にあったから読んでいたのだけど、前にも読んだことがあって so-so な内容だと思ったことを思い出した。2016/06/27

団塊シニア

62
人間付き合っていくのに最も楽なのは自分と同じレベルの人たち、同じマナーの価値観を持ってるひとたち、そして世の中には色々な人がいるのだということを理解するのがマナーの基本という筆者の言葉は理解できる。メール、別れ、食事、格差等一気に読める内容です。2013/10/16

優希

59
マナーの概念が刺激的というか、ブラックです。今まで白だと思っていたことを黒にしてしまう。正しいと言われているマナーを壊していくのが興味深かったです。時には黒いマナーも必要なのかもしれません。2020/07/20

piro

36
マナーをテーマにした軽く読めるエッセイ集。どうも酒井さんとは常識感とか価値観が近い様で、読んでいて眼から鱗が落ちる様な事はなく、「当たり前だよねー」、「そりゃそうでしょ」と言った内容が多かったです。「こうしておけば良い」と言う無難な振る舞いはあるものの、必ずしもそれが常に正解という訳でもない。マナーとは、結局は虚栄心を抑え謙虚になる事、相手を慮り思いやりを持つ事、場をわきまえる事なのかなぁ。「黒い」気持ちが裏にあっても、相手を不快にさせなければ良いと思いますけどね。2020/08/22

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