文春文庫<br> ちいさな城下町

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文春文庫
ちいさな城下町

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167907341
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

有名無名を問わず、水丸さんが惹かれてやまなかった二十の城下町。歴史的事件や人物の逸話、四コマ漫画も読んで楽しい旅エッセイ。有名無名。城の大小を問わず、安西氏が惹かれてやまなかった城下町をピックアップ。町のたたずまい、城に由来のある歴史的人物の逸話や事件、旅の思い出などを独特の絵とともに描きとめた、城+旅エッセイ。



登場するのは

○村上市(新潟県)○行田市(埼玉県)○朝倉市秋月(福岡県)○飯田市(長野県)

○土浦市(茨城県)○壬生町(栃木県)○米子市(鳥取県)○安中市(群馬県)

○岸和田市(大阪府)○中津市(大分県)○掛川市(静岡県)○天童市(山形県)

○新宮市(和歌山県)○西尾市(愛知県)○大洲市(愛媛県)○亀山市(三重県)

○木更津市(千葉県)○高梁市(岡山県)○沼田市(群馬県)○三春・二本松市(福島県)



予定を決めずにフラッと出かけ、駅の観光案内所でもらった地図を頼りに歩いてみる。名物といわれる料理を食べてみる。日本史の教科書には出てこない小さな歴史的事件・人物に想いをはせてみる――電車にのってふと旅に出てみませんか。



解説は元NHKアナウンサー・松平定知氏。

安西 水丸[アンザイ ミズマル]

内容説明

城址に立つと「兵どもが夢のあと」とでもいうのか、ふしぎなロマンに包まれる。なまじっか復元された天守閣などない方がいい―十万石以下の一番それらしい雰囲気を残す城下町を、地図を手に歩き、歴史に思いを馳せ、名物に舌鼓をうつ。城と歴史をこよなく愛した水丸さんの、味わい深い紀行エッセイ。

目次

村上市(新潟県)
行田市(埼玉県)
朝倉市(福岡県)
飯田市(長野県)
土浦市(茨城県)
壬生町(栃木県)
米子市(鳥取県)
安中市(群馬県)
岸和田市(大阪府)
中津市(大分県)
掛川市(静岡県)
天童市(山形県)
新宮市(和歌山県)
西尾市(愛知県)
大洲市(愛媛県)
亀山市(三重県)
木更津市(千葉県)

著者等紹介

安西水丸[アンザイミズマル]
イラストレーター。1942年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科造形卒業。電通、平凡社などを経て独立。朝日広告賞、毎日広告賞等受賞。2014年3月19日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

62
城の縄張り、歴代城主、その地の名産品や食べ物を紹介しています。小さな城下町だから、ちょっとした所にさり気なく歴史の遺産がありそうですね!行ってみたいですね(^^)2017/05/31

森林・米・畑

53
イラストレーターで歴史好きの城下町旅のエッセイ。私もこういう旅が好きなんで行きたい街の参考に。10万石以下の小さな城下町が好みという事で、旅先のチョイスが渋い。この場所って城下町だったんだ?という発見も!以下は忘備録。村上・行田・朝倉・飯田・土浦・壬生・米子・安中・岸和田・中津・掛川・天童・新宮・西尾・大洲・亀山・木更津・高梁・沼田・三春・二本松。2025/02/26

Y2K☮

34
日本史ファンにオススメな「オール讀物」で連載していた紀行エッセイ。「沼田市」が載ったのは2013年12月号で水丸さんが亡くなったのは翌年3月。いろいろ想像してしまう。かつての軽やかさと緩さは鳴りを潜め、文体がやや硬いと感じたけどあるいはそういう理由なのかもしれない。それでも勝者よりも敗者、主役よりも脇役に目が向く嗜好とは親和性が高い。ちなみに著者は東京生まれ東京育ちの中日ファンで、私は東京生まれ東京育ちの阪神ファン。村上春樹も生まれは関西なのにヤクルトファン。笑いが込み上げてくる。いつか大洲市に行きたい。2023/05/09

Book & Travel

29
かなり前に単行本で一度読んだのだが、図書館で見つけてまた読みたくなり再読。2014年に亡くなった著者の遺作となった一冊で、著者が好んだ10万石以下の城下町について、町の歴史と訪問記、ちょっとした自身のエピソードが綴られる。軽快な文体ながら歴史の部分はかなり詳しく、小規模な大名たちの目まぐるしい変遷の様は歴史好きには興味深い。行ったことがあるのは、朝倉(秋月)、掛川ぐらいだが、どちらもいい町、城である。他に登場する村上、飯田、中津、西尾、亀山、大洲、高梁、沼田等々、まだまだ日本には行ってみたい所が沢山ある。2025/04/30

ひろし

22
ゆる~い画風の安西さんが、有名でない小さなお城とまちをめぐる。気ままな一人旅で現地の人に行き先やおすすめを尋ねながらふらっと行ってくる感じが伝わってくる。縛られるのが好きじゃないんだろう。訪れるまちとのつながりについてはエッセイ風に郷愁を誘い、ゆかりの武将や藩主の歴史については専門的で詳しく記述されている。ところで、村上春樹氏の小説に出てくるワタナベ・ノボルとは安西さんのことなのだろうか?2016/11/27

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