文春文庫<br> 今日に生きる万葉

文春文庫
今日に生きる万葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167200190
  • NDC分類 911.124
  • Cコード C0195

出版社内容情報

万葉集は汲めどもつきぬ日本人の心の源泉である。そこから自然の歌、愛の歌など選び、現代的解説を試みた魅力あふれる永井調万葉

内容説明

少女の時出会って以来「万葉集」はつねに私の傍にあった。「万葉」という泉があふれ、語りかけるのを私は聞き続けてきた。気がつくと私なりにこの泉と語りあっていた―万葉集は汲めどもつきない、日本人の心の故郷である。これはその注釈書ではなく、長いあいだ楽しませ語りかけてくれた万葉に捧げる著者の“愛の告白”である。

目次

第1章 親しかった自然
第2章 愛するこころ
第3章 遙かな旅人たち
第4章 語りかける風土
第5章 人の世と光と影

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

京橋ハナコ

2
昔はリズムの乗って読めたんだけど、全然読めない。中盤以降になってようやく読めるようになった。詩とか苦手なのも思い出した。2021/11/02

たぼつ

0
「東の野にかぎろひの~」について、読まれた阿騎野の地が草壁にとって壬申の乱当時の思い出深い地であったことを知り、この歌を詠んだ人麻呂の感慨の深さをさらに理解できた気がする。 ◆ほととぎす今朝の朝けに鳴きつるは 君聞きけむか朝宿(い)か寝けむ ◆ひさかたの天の香久山このゆふへ 霞たなびく春立つらしも ◆采女の袖吹きかへす明日香風 みやこを遠みいたづらに吹く2019/03/21

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