文春文庫
ムツゴロウの地球を食べる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167108342
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

世界最大の淡水魚の刺身、蟻塚に生える白い茸、キングサーモンの温燻など、地球規模で美味珍味を食べ歩いた空前絶後のグルメ紀行。

内容説明

アマゾン河に棲息する世界最大の淡水魚の刺身、アフリカの蟻塚に生える茸のサシーミ、アラスカの絶品料理キングサーモンの温燻…。未知なる味を求め、ムツゴロウ氏が地球上の美味珍味を食べ巡った壮大なグルメ紀行。トリュフ、フォアグラ、パスタ、コーヒーなど様々な食材も詳述、食がもたらす生きる歓びと幸福を味わえる一冊。

目次

淡水魚の王、ピラルク
ついに食べた、巨魚の刺身
トリュフ、トルッフル、松の露
広く、豊かな、違う天体
フランスのブタ、アフリカの秘茸
たどり着いたトリュフの村
イタリアの山奥でついにトリュフを
ついに巡り合う、味の饗宴
命のエキス、究極のトリュフ料理
無人島がサケであふれた〔ほか〕

著者等紹介

畑正憲[ハタマサノリ]
昭和10年(1935)福岡県生まれ。33年東京大学理学部卒業。同大学院で運動生理学を専攻。35年学習研究社映画局入社、動物記録映画製作に従事する。43年退社し、本格的な著作活動に入る。同年、「われら動物みな兄弟」で第16回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。46年熊や馬を連れて北海道の無人島に移住、47年に動物王国を建国。52年にはその全生活を賭けた環境の文学で、第25回菊池寛賞を受賞。61年映画「子猫物語」を監督、21年間続いたテレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」でも活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

千冬

4
食べ物に対するスタンスにも人柄は出るもので、ニコニコ顔のムツゴロウさんが頭に浮かぶ。美味しさ、を表す表現の語彙の豊富さがすごい。その味の感動がそのまま伝わってくるよう。現在も連載中ということで、続巻も楽しみ。2011/03/06

ユウティ

3
よく忘れちゃうけれどムツゴロウさんて東大出の凄い頭脳の持ち主なんだった。だから文章はとても読み易いんだが、大人しめでちょっと物足りないかな〜。テレビで狂気のようなものを感じてとても怖かった記憶があるので、その辺を読めたら良かったな。2021/07/24

さくちゃん

3
食に対してとことん追求する姿勢がやはり常人ではない。味の表現が詩的というかきれいでとても豊かだったのが印象的でした。腐乳がどんなものか気になるな~2018/04/27

ニッポニア

3
食への情熱、それはそのまま生き物への情熱につながる。生き物を愛する全ての人へ、ものを美味しく食べるための考え方がここにある。2012/08/05

ぱでぃんとんⅡ

3
貪欲に食べる事を追及してますね。美食と言われる食材でも、ただ味わうのではなく、とことん追求する。自分にはとても出来ないところが面白かったです。ムツゴロウさんのエッセイは昔からファンで、何冊も読んできましたが、特に食にたいするエッセイが大好き。久しぶりに読んだこの本。食べる事に愛を感じ、その美味しそうな表現の素晴らしさに食欲をそそられました♪2011/05/27

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