文春新書
忘年会

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166605408
  • NDC分類 385.9
  • Cコード C0295

内容説明

忘年会が始まったのはいつか?世界に忘年会は存在するか?身近だが正体不明な「宴会」の歴史的起源と変遷を辿り、世界史内での位置づけを探る。忘年会を本格的に論じた、初めての本。

目次

第1章 江戸時代の忘年会―その多元的起源
第2章 近代忘年会の成立
第3章 近代忘年会の拡散
第4章 大衆忘年会の時代
第5章 海を越えた忘年会
第6章 忘年会の現在

著者等紹介

園田英弘[ソノダヒデヒロ]
1947年福岡県生まれ。京都大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。国立民族学博物館助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て、同センター教授。博士(人間科学)。専攻は社会史、比較社会学。『西洋化の構造―黒船・武士・国家』(思文閣出版)でサントリー学芸賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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にゃん吉

1
古くは室町時代の年忘れから、「集会」「交際」「便利」の近代的忘年会(明治期には、ハイカラなイベントであった)、企業忘年会という「忘年会」の由来、変容が辿られています。あとがきによると、著者は、本著を書くにあたり、多くの人に意見を求めたが、そんなつまらない研究をなぜするのかという視線を浴びたが、興味を示してもらったことも多かったとのこと。僭越ながら、私も、後者で、ニッチな研究の興味深さを堪能させていただきました。 

いちみ

0
、「忘年会」にまつわるあらゆることが、延々と考察されてゆくわけなのである。 忘年会って、、、そこまでマジメに考察するべきイベントなのか?2006/12/11

森田健作

0
堅苦しい文章。ポップなテーマなのだから、もっと軽やかに綴って欲しかった。2020/02/01

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