文春新書
徳川将軍家の結婚

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166604807
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

家康から慶喜まで、歴代の将軍家の結婚事情を調べ、
徳川の運命を変えた女性たちの力を再見する。
天皇家と江戸城大奥の力関係とは

内容説明

自害させられた家康の妻。後水尾天皇に入内した秀忠の娘。家光に冷遇された公家の姫。島津家の天璋院、そして皇女和宮。歴代将軍の婚姻政策を追うと、表舞台とは別の幕府の盛衰がうかがえる。江戸城大奥の波乱万丈。

目次

序章 傳通院にある家光正室の墓
第1章 政略結婚の時代
第2章 政略結婚から家格の釣り合いへ
第3章 幕府婚姻政策の転換
第4章 島津家との縁組―八代吉宗から十一代家斉まで
第5章 再び島津家からの正室
第6章 徳川の命運を懸けた縁組
終章 徳川家を救った二人の御台様

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。東京大学史料編纂所教授。92年『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、現在は講談社学術文庫)で40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あらあらら

9
結婚の歴史すなわち、その当時の世相と言う時代だったんですね。2014/11/19

いもせやま

1
東大史料編纂所教授にして、最近のNHK江戸時代ドキュメンタリーの監修も行われている山本博文氏による徳川将軍の正室から見た江戸時代の政治史の本。大奥を題材とした本は数多くあるが、正室の地位や出身による「女縁」が政治に大きな影響を与えていた事を証明する本は珍しい。山本氏の述べたい論点は①将軍の家柄は武家最高の地位であり、七代家継の婚約を除き、十四代家茂の和宮降嫁まで天皇家との婚姻が無かった理由として、江戸時代初期は「将軍の権力が安定しており、天皇の政治権力は必要なかった」2015/03/11

なんと

0
2006/06/18 2006/06/282015/01/17

みーたん

0
意外と、島津家のことが多く、混乱^^; でもそれとは別に、読んでいて、面白かった。2012/06/03

げんさん

0
徳川将軍家の結婚は予想以上に女縁の影響を受けている。ただ、江戸時代の人は、上流階級であっても早死にするのには驚かされる

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