内容説明
ナポレオン・ボナパルトは永遠の英雄であり、波瀾に満ちた生と死は多くの謎に包まれている。その中でも最大のものとされていた死因については、砒素による毒殺説が定着し詳細な経緯も明らかにされつつあるが、最近、パリに埋葬されている遺体が、実は密かにすり替えられた別人のものではないかとの疑惑が、研究家の間で囁かれ始めた。真実はどこに?そして依然として残る多くの謎の解明は。
目次
1 ナポレオンの活躍と功罪
2 東方への夢を阻んだイギリス人
3 ロシア戦役とエルバ島
4 ワーテルローの戦いとセントヘレナ島
5 セントヘレナ島異聞
6 ナポレオン毒殺のミステリー
7 遺体すり替えのミステリー
著者等紹介
倉田保雄[クラタヤスオ]
1924年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。時事通信、ロイター、UPI東京支局に勤務の後、53年共同通信社に入社し、ロンドン特派員、パリ支局長、編集委員を歴任
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