イチロー実録2001-2019

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イチロー実録2001-2019

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  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163914480
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2001年、海を渡ったイチローの18年に及ぶ戦いを、最も近くにいた番記者が取材ノートをもとに紐解いていくノンフィクション。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

225
「(4000本安打の裏には)8000回の悔しい思いがある。誇れるとすれば、常にそれと自分なりに向き合ってきた事実だと思う」 こういうしびれる言動が溢れてます。2001年から2019年まで各年のイチロー選手の姿をエピソード・コメント・レコードで伝えてくれます。ベースボールへの突き詰められた取り組み姿勢が、やっぱりものすごいです。グリーンスタジアム神戸球場で躍動する野球大好き青年から、大リーグでの求道者のような姿まで、イチロー選手は永遠に僕のヒーローです。お疲れ様でした。2022/03/19

Y2K☮

32
シーズン200本安打を続けていた頃ではなく、それらが途切れて数字が落ちていく時期の心情を知りたかった。代走や守備固めでの起用が増え、代打で登場と思いきや「代打の代打」を出される。あのイチローが。しかしプライドを振りかざして怒ることはせず、継続する力も揺るがなかった。なかなか試合に出られなくても準備に手を抜かず、バッティングの試行錯誤も怠らない。自分だけの理想の野球を追い求めつつ、現実に圧倒的な結果も残したい人。後者が難しくなって引退しても前者はなお継続中。素晴らしい。だったら私は逆に今からピークを目指す。2023/02/09

yyrn

19
衝撃デビューとなった2001年の首位打者、新人王、MVPの獲得、04年の262打の年間歴代最多安打、06年09年のWBC連覇の立役者、10年連続の200安打とオールスター出場、それ以降の低迷、12年にはヤンキースにトレードされ日米通算4000安打、さらに15年にマーリンズへ移籍しMLB3000安打、そして18年にマリナーズに復帰して現役最後を迎える2001年から2019年までの20年間に及ぶMLBでの活躍を当時の取材ノートを元に書き起こされたクロニクル本。なるほど、イチローがWBCに出場したのは⇒ 2021/11/23

Emkay

14
オリックス時代から引退に至るまで担当記者だった著者が、メジャー移籍後のイチローを年度ごとに活躍や発言を丹念に記したもの。懐かしさが込み上げ、初耳の知られざる苦悩エピソードに驚き、その偉大な歩みとそれを可能にした日々の努力と非凡な心の持ちように改めて尊敬の念を覚えた。イチローをリアルタイムで知らない次世代の読者にとっても貴重な記録になるはず。第二回WBC決勝の韓国戦で勝ち越しセンター前タイムリーを打った直後、三盗を決行した決断を「野球の厳しさを教えないといけない」と言い表した場面には痺れたね。永久保存版。2021/11/16

kata

3
半分面白く、半分つまらない。 筆者は記者という立場では中立であるべきだと思うが、 明らかにイチローサイドに立っている、ちょうちん記事的な内容。 イチローがチームから浮いた状態になり、いられなくなる経緯を、双方の視点から描く、等の深みを期待したかった。 別の球団での様子を読み比べると複合的に想像できる部分もある。 やはりイチローはチームを第一、という見せ方は避けたスタンスをとり続けたかったんだろう。 それが生き様。2022/02/20

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