出版社内容情報
燃えよ剣
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レアル
90
剣と節義で生きた漢、土方歳三の物語。新撰組という組織を作り、そしてその中で生きた歳三。時流に流されず、自分の信念のみに生きる姿がかっこ良い。引き続き、司馬遼太郎氏の幕末モノを読んでみようと思う。2014/05/24
夜長月🌙
82
司馬遼太郎を未読の方に何から薦めたら良いだろうと話題になった時に真っ先に挙がったのが「燃えよ剣」です。主人公の土方歳三は新撰組の副長だったのですが規範や組織作りはすべて一人でしていました。京都で敗れた新撰組は東に流れ最後は函館・五稜郭に行き着くのですが、そこで土方は斎藤一らに安全な江戸に帰れと命じます。命令を守らなければ切腹です。そして愛刀「和泉守兼定」を持ち帰らせたので今でも資料館で見ることができます。新撰組にご興味ある方は→ https://bookmeter.com/events/67122019/09/12
たつや
46
文庫で一度読んでるので再読になりますが、実に痛快で面白いですね。もしかしたら、司馬さんの作品群の中で一番好きかもしれません。2016/11/25
Book Lover Mr.Garakuta
20
【図書館本】【速読】:岡田准一主演の映画[燃えよ剣]を観たので、司馬遼太郎の原作を読みたくて、借りてきました。大雑把に荒っぽく読んだだけですが、非常に重厚で一本筋の通った漢気の溢れる作品だった。今晩にでも、丁寧に読みたいと思う。2021/11/03
Book Lover Mr.Garakuta
16
【尼崎北図書館】【速読】:堪能できました。面白くてたまりませんでした。新選組の土方歳三の物語、重厚で説話も有り面白かった。特に賊軍となり果てても、最後まで己の信念を貫き。五稜郭で散る場面が心打たれました。2023/08/26