出版社内容情報
あの時、あの場所にいなければ……時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。
稀代のストーリーテラーによる心に響く短篇集
あの時、あの場所にいなければ……時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。
内容説明
時代と過酷な運命に翻弄されながらも立ち向かい、受け入れる、名もなき人々の美しい魂を描く短篇集。
著者等紹介
浅田次郎[アサダジロウ]
1951(昭和26)年、東京生まれ。主な作品に『地下鉄(メトロ)に乗って』(第十六回吉川英治文学新人賞)、『鉄道員(ぽっぽや)』(第百十七回直木賞)、『壬生義士伝』(第十三回柴田錬三郎賞)、『お腹召しませ』(第一回中央公論文芸賞、第十回司馬遼太郎賞)、『中原の虹』(第四十二回吉川英治文学賞)、『終わらざる夏』(毎日出版文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 5件/全5件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
154
浅田次郎は新作をコンスタントに読んでいる作家です。やっぱり浅田次郎は短編の方が巧いかも知れません。オススメは「獅子吼」と「うきよご」です。戦時下で人間以上に動物たちは虐待されていたんでしょうね。本作で「うきよご」という言葉の意味を初めて知りました。2016/02/08
mint☆ 現在ログイン率低下
128
時代や人に翻弄される短編集。切なさや不思議さもある。時々主人公の視点が変わるのが面白い。表題作の「獅子吼」はなんともやるせない気持ちになった。「流離人」も好み。全部が好みというわけでもなく中には流し読みしてしまった作品も。浅田作品はまだ四冊目。他も読んでみたい。2020/05/17
あすなろ@no book, no life.
124
百獣の王は想った。獅子の掟を破ることが獅子の尊厳を保つと信じて。人には言う。今は君らしく、寡黙でありたまえ。またまた浅田氏新作。短編集である今作は、獅子吼から始まる。共通テーマを見つけるには難しかったが、題名にもなっている獅子吼は凝った秀才かと思う。その他は、帰り道が印象に残る。亡き連れ合いとの想い出の旅路。2016/03/13
KAZOO
122
やはり浅田さんの短編には泣かせるものが多いですね。6つの作品がありますが表題作がやはり一番印象に残りました。「うきよご」「流離人」などもかなり私にとってはいい作品でした。映像化しやすいのも浅田さんの作品の特徴だと感じています。2018/12/15
baba
81
表題は奇しくも昨日訃報が報道された秋山さんが長年ラジオで語り続けていた『かわいそうなゾウ』と同じ人間の都合で殺害された戦時下の動物園の動物の話し。お国言葉で話す軍人の会話と獅子の独白が何とも切ない。「うきよご」は京言葉で語られる姉弟の会話が心に沁みる。最近の浅田さんは名調子でつい読んでしまう作品が続きましたが、今作は久し振りに心に響く短編集でした。2016/04/13
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