内容説明
本書は、著者の着想による独自の図法を用いてローレンツ変換、ドップラー効果等の数式を、わかりやすく解説した図解である。図解によらない数式は、途中の計算を省略することなく、懇切丁寧に(矢印等も用いて)導出した。座標図や数式は、初等数学で理解できるように留意した。
目次
空間の座標
時間
時間・空間座標
基本となる二つの原理
ローレンツ変換式の導き方―アインシュタインの論文による
新しい図法
甲乙空間における同一出来事の表示
ローレンツ変換の図解
速度の加算
移動する電荷の場(電界)
光のドップラー効果
運動体の質量
エネルギーと質量
著者等紹介
吉澤武司[ヨシザワタケシ]
東京大学工学部電気工学科卒業(1955年3月)。日本国有鉄道職員(1955年4月~1982年3月)(高崎鉄道管理局電気部長、鉄道技術研究所集電研究室長等)。三和テッキ(株)顧問(1982年4月~2002年6月)。東洋大学非常勤講師「電気鉄道」を兼務(1984年度~1999年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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