貝毒の謎―食の安全と安心

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784425881918
  • NDC分類 484
  • Cコード C3062

内容説明

貝の毒化の原因はプランクトンなどの餌にあった!重篤であれば、死をも招く貝毒。貝の毒化の原因となる自然毒と食の安全を見直した食品安全基本法の制定・食の国際化に伴う国際規格など、最新の情報を踏まえて解説する。

目次

1 麻痺(まひ)性貝毒
2 記憶喪失性貝毒(ドウモイ酸)
3 下痢性貝毒
4 神経性貝毒
5 その他の貝毒
6 輸入される貝類の貝毒
7 HACCPおよびCODEXと貝毒

著者等紹介

野口玉雄[ノグチタマオ]
1936年、東京都生まれ。東京大学農学部卒業。同大学で農学博士取得後、1976年より米国ニューハンプシャー大学化学科に留学。帰国後、東京大学講師を経て1995~2002年、長崎大学水産学部教授。2000~2002年、長崎大学地域共同研究センター長。2002年~、財団法人日本冷凍食品検査協会技術顧問、長崎大学地域共同研究センター客員教授、2002~2003年、国立台湾海洋大学食品科学系客座教授。2002年~、薬事・食品衛生審議会臨時委員。2003年長崎奉行。1979年「ツムギハゼの毒性に関する研究」で日本水産学会賞(奨励賞)受賞。1996年「魚介類のマリントキシンに関する食品衛生学的研究」で日本食品衛生学会賞受賞。2002年「マリントキシン(魚介毒)に関する一連の研究」で日本水産学会功績賞受賞。この他、マリントキシンに関する研究論文、著書は約350編

村上りつ子[ムラカミリツコ]
1948年、宮城県生まれ。東北大学医学部薬学科卒業。同大学医学部で勤務後、1974年より茨城県庁勤務。茨城県衛生研究所で、食品衛生および食品化学担当として、魚貝類の食品衛生を研究。「茨城県産二枚貝の麻痺性貝毒に関する研究」で、1999年に長崎大学より学術博士の学位を取得。また、同研究で、平成16年度日本食品衛生学会学術貢献賞受賞。2001年より日本食品衛生学会評議員および日本薬学会衛生薬学委員会試験法担当会議・食品汚染物試験法専門委員
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