内容説明
塩、味噌、醤油、酢、かつお節…味の基本と出汁の決め手がこれ!極上の調味料さえあれば、おお、至福の食卓。
目次
第1章 お醤油を買いに香川へ行こう
第2章 究極のお酢は天橋立にあり
第3章 沖縄・粟国島の塩工場へ飛べ
第4章 最上の味噌は自分で作る
第5章 日本の魚醤は臭みより旨み
第6章 那須で美味しい味噌の“気”を感じた
第7章 鍋料理最強の友、海ぽん山ぽん
第8章 紀州の里に醤油が匂う
第9章 九州最南端・枕崎の最高級かつお節
第10章 飲めば美味なり三河のみりん
第11章 とびきりの胡麻油で幸せになる
著者等紹介
藤田千恵子[フジタチエコ]
1961年群馬県生まれ、フリーライター。日本酒の味わいのみならず、酒蔵の文化、造り手たちに魅せられ、全国の蔵元巡りをライフワークに。日本酒と醗酵調味料のジョイントをはかる「醗酵リンク」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ユウユウ
24
『侠飯』巻末「文春文庫 食のたのしみ」より きちんとした調味料使いたいなと思わせられる。こだわっていた時期もあるのだが、身近なスーパーで買おうとして同じ棚に並んでる少し安いものに流れてしまった。一応、合成酢やみりん風調味料とかは使わないようにひているけれど。真摯に作っている人たちについて知ると自分が恥ずかしくなる。今度、買う時は意識してみよう。それが少しでもこの生産者達を応援することになり、そして自分の家ご飯充実すればありがたいことだ。2020/09/21
Humbaba
5
素晴らしい調味料。それを使えば料理は非常にレベルの高いものになる。料理の腕があればある程度までは美味しいものを作る事も可能だが、それでも良い物を使った時と同じようにはできない。良い調味料を作るためにはしっかりとした準備が必要である。そして、そのような準備の過程を知ることはその美味しさをより一層高いレベルに引き上げてくれる。2016/01/02
うさっぴ
2
極上の調味料ばかりですごいなと思った。2017/11/24
Humbaba
2
調理スキルはそれほど簡単に高められるものではない。しかし、同じ技術であっても使う食材が異なればそれだけで出来上がる料理の質は大きく変わってくる。美味しい調味料を使えば、出来上がる料理も美味しいものになる。そして、それらの高品質な調味料は、作る人にも物語がある。2014/10/03
都
0
てっきりレシピ本かと思っていたのですが違いました。全国各地のおいしい調味料を紹介した本です。住所や問い合わせ先も載っているので親切。みりんの項目は興味深かった。おいしいものはそのままでも飲めるらしい。調味料もこだわらないといけないなーと思いました。2010/10/14
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- 和書
- K・Nの悲劇 文春文庫