出版社内容情報
「睡眠と学力の関係」に注目!
低所得・地方出身の東大合格者が急増。夜11時を過ぎて寝る子に高学力の子はいない。陰山先生実践の科学的調査から導かれた処方箋。
内容説明
猫の目のように教育政策は変わります。しかし、このルールさえ学べば、あなたの子どもは大丈夫!中学受験をしないからこそ、将来を切り開ける。低所得の家庭からの東大合格者が増えている。深夜の塾通いがかえって、学力を低下させる。個性は苦しい努力の向こう側にしかない。受験は手段、目標ととりちがえない。三〇、四〇代に大きな仕事をなす人間を育てる―ほか。
目次
第1章 一九八一年、子どもたちが眠らなくなった(一九八一年と一九九三年、危機は二段階でやってきた;一九八一年は私が教師になった年だった ほか)
第2章 一九九三年、子どもたちから学びが取り上げられた(「新・学力観」によって子どもは指導するものではなくなった;「がんばらなくていい」は間違い ほか)
第3章 土堂小学校で子どもたちのIQがあがった(光を土堂小から;八一年問題と九三年問題の分析から、指導案をつくる ほか)
第4章 子どもに赤絨毯の上を歩かせない(教師の努力で学力低下はくいとめられていた;学力の国際比較 ほか)
終章 三十代、四十代に大きな仕事をなす人間を育てる(親世代の価値観にとらわれない;実社会は失敗の連続のうえに成功が築かれる ほか)
著者等紹介
陰山英男[カゲヤマヒデオ]
1958年兵庫県生まれ。1980年岡山大学法学部卒業。1989年4月より兵庫県朝来町立山口小学校教諭。着任直後より生活習慣の改善と『読み書き計算』の反復練習を二本の柱として学力向上にとりくむ。「ゆとり教育」に抗して10年続いた独自の実践は2002年3月『本当の学力をつける本』の形にまとまりベストセラーに。2003年1月、「学校裁量権の拡大」の研究校として指定された広島県尾道市立土堂小学校の校長に公募から選ばれ、4月就任。カリキュラム編成から学校づくりにとりくむ。同小では、全校生徒の平均偏差値が2年間で52から59まであがるなど、著しい成果をみせた。その成果が注目され、2005年2月、新しい指導要領の方向性などを議論する中央教育審議会義務教育特別部会の臨時委員に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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