ほんまもんでいきなはれ

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163653006
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0095

内容説明

九歳で親元を離れて仏門に入る。三十三歳で味わった禁断の恋。不慮の事故で瀕死の重傷を負い、右半身不随となるも、残る左手で拵える料理で「精進料理の明道尼」の名を得るまでに。天衣無縫の痛快「尼さん」一代記。

目次

第1章 反発(野生の子;小ぼんちゃん;剃髪 ほか)
第2章 恋着(水月の若はん;醜聞;最初の出奔 ほか)
第3章 再生(僧籍剥奪;ふりだし;機縁 ほか)

著者等紹介

村瀬明道尼[ムラセミョウドウニ]
大正13年(1924)年、愛知県に九人兄弟の五番目として生まれる。九歳で京都の高源寺の養女となり、仏門に入る。岐阜県岐阜市の天衣寺・美濃尼衆学林での修行後、京都府八幡市の水月寺の副住職、福井県高浜市海見寺の正住職を経て、滋賀県大津市の月心寺へ。三十九歳のとき交通事故で瀕死の重傷を負い、右手、右足の自由を失う。その後、会席の精進料理が評判となり、料理の世界へ。特にごま豆腐は「天下一」と賞され、「精進料理の明道尼」として知られることになった。平成13年放送のNHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」では料理人を目指す主人公の師匠「庵主さま」のモデルに
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感想・レビュー

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みかん山のみかん

4
尼僧の波瀾万丈の人生を語った本。 頭はきれるし手も器用な方だったのだろう。何をしてもきっと頂点に立つ方だろう。禁断の恋といっても精神的な範囲での事だろうがさぞ煩悩に苦しまれたことだろう。 そして、師匠との確執の記述が面白かった。年を経てその師匠の視点から物事を回顧されているところも興味深い。 不慮の事故で右半身不随となられてそれまで培ってきたすべてを失ったにもかかわらず前に進もうとするその精神の素晴らしさにただ頭を垂れる。 2022/05/30

りこ

0
ここまで赤裸々に書けるって凄いです。

きまま

0
波瀾万丈です。2008/06/17

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