殺し屋、続けてます。

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163911151
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ビジネスに徹する殺し屋、富澤に商売敵現る? 発売即重版となった『殺し屋、やってます。』に続く、日常(?)の謎シリーズ第二弾。

内容説明

殺し屋に商売敵が!?殺し屋が解く日常の謎シリーズ、第二弾!

著者等紹介

石持浅海[イシモチアサミ]
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。97年、鮎川哲也編『本格推理(11)奇跡を蒐める者たち』に「暗い箱の中で」が掲載される。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」に応募した『アイルランドの薔薇』で単行本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

🐾Yoko Omoto🐾

158
ビジネスライクな殺し屋という設定が、石持さんの作風にドンピシャだと感じるシリーズ2作目。単純だと思われる依頼にも様々な問題が勃発し、失敗が許されぬ稼業なればこそ、そこには入念な下調べが必要となる。殺し屋に告げられるのはターゲットの情報のみだが、観察と推理によって依頼の全容が丸裸にされていく過程は実にロジカルだ。マイベストは依頼人の壊れた執念に震える「死者を殺せ」、人を呪わば穴二つを地で行くような「まちぼうけ」「猪狩り」、今作で最も論理的な印象を受けた「銀の指輪」。中年女性の同業者も登場で続編に期待大。2019/12/22

ままこ

110
続編から読んでしまったけど問題なし。副業が殺し屋の富澤が依頼内容やターゲットに関する気になる点を解明しサクッと殺人するミステリ。今回は凄腕の同業者も現れた。殺し屋本人以外の視点でも語られるので飽きずに楽しめた。『猪狩り』が面白かった。2019/12/14

sayuri

106
「まちぼうけ」「わがままな依頼人」「双子は入れ替わる」「銀の指輪」「死者を殺せ」「猪狩り」「靴と手袋」7話収録の連作短編集で『殺し屋、やってます。』に続く第二弾。前作は未読だが各話ごとに殺し屋稼業の説明文が入るので問題なく楽しめる。物騒なタイトルとは裏腹に殺人自体のおぞましい雰囲気はなく、殺しを発注する依頼人の心理や動機を推理して行くパターンで、著者の『Rのつく月には気をつけよう』の殺し屋版といった体。日常に潜む謎を解いていくのだが、結構強引なこじつけがあったり、無理くりな展開も。軽いタッチのミステリー。2019/11/07

みかん🍊

105
シリーズ2作目、「殺し屋頼むのは専門業者に頼むようなもの、自宅の庭先にスズメバチが巣を作ったら専門の業者に駆除を頼むだろ」何処にでもいそうな平凡な容姿の経営コンサルタントだが裏の仕事は殺し屋、ターゲットに感情移入はせずプロとして仕事を遂行する、間に人が入るので依頼人は知らないが時折奇妙な行動をする対象者や依頼人に対し推理するミステリー、しかし対象者はとんでもない悪人でもなくひどく恨まれているわけでもないのにある日突然簡単に殺されてしまう、普通の若者が多いだけに恐ろしい、殺し屋なのに日常の謎ミステリー。2019/12/13

ベイマックス

102
おもしろく読めましたよ。殺し屋は二人登場します。ただ、ちょっと殺し屋を雇うにしては動機が薄いかな+そんなに若い人ばかり殺害されなくても…。2021/11/15

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