出版社内容情報
弱冠３０歳の美人女性実業家が弱小高校野球部の部長に突然就任。手練手管でチームは決勝まで進む！かつてない異色青春野球小説。
内容説明
年収四十億の財力にモノをいわせ、弱小県立高校野球部長に就任した若き女性実業家・小金澤結子。甲子園出場のため結子が繰り出すゴージャスかつエグい手練手管に部員たちはヘキエキするが、少しずつ勝利する喜びを知ってゆき…。万年弱小チームに、甲子園出場の奇跡は起こる、のか―。
著者等紹介
永田俊也［ナガタトシヤ］
１９６３年、横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。慶應義塾職員を経て独立。２００４年「ええから加減」で第８４回オール讀物新人賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nonたん
26
ハッキリ言いますわ。表紙のタイトミニに惹かれたんです。こんなん好きなんですわ。作品としては・・・面白かったけど、既存の枠を出ないって言うか・・・終わり方なんてなんかの漫画で見たような。でも、好きな部類の青春小説だなぁ。このまんま漫画でやっても・・・いまいちか。練習風景なんか漫画的だけどなぁ。2010/11/04
Mumiu
24
「もしドラ」を髣髴する内容。偏差値そこそこの公立高校の野球部が、私立の名門を倒すことを目的として半年で長野県代表をめざす。コーチにキューバ人を招聘するなど目新しい感じは受けるんだけど、高校野球ものだったらコミックの「おおきくふりかぶって」の方がリアリティを感じる。半年そこらで体を作るのは難しそうだし。読み物としたら、まあ悪くはないし、ビジュアル的にも面白かったです。宿敵にあたる人物が「モモカン」なところも、どこかで「おおぶり」を意識してたり？！2013/05/19
ロッシーニ＠めざせ正社員
19
弱小校が甲子園を目指す……というよくありがちなストーリーかと思いきや。ここには熱血コーチも鬼監督も豪腕ピッチャーも出てきません！ 小金澤さん、やってることがむちゃくちゃすぎます。でも、結末は良かったです。2015/01/11
えむえふ
12
図書室本。最近こういった作風の本も好きになりました。どんだけお金かかってんねんって感じの作品です（笑）2015/04/17
朱音
12
うは、おもしろい！文体は荒いしありえねー、な事てんこ盛りだけれどはっきり言っておもしろいですこれ（笑）ベストを尽くす≒勝つためにベストな方法をとる、精神論ではなく実業家としての視点ってゴーインだけれどこれもまたアリなような気さえしてくる。乱暴なようで時に正しい事をズバッと言う結子さんが実に魅力的。薬師寺涼子サンと同じ系統かなとか思ったり。「エースと幼馴染で親友」のキャプテンのキャラ付けがまた素敵。サクッと読めました。（佐久だけに…爆）2010/10/28
