出版社内容情報
小王国乱立から倭国へ、国家統一の神託をうけた辣腕の女王は中国の倭人だった……。圧倒的な知と熱に裏打ちされた入魂の古代史巨篇
内容説明
群雄割拠する九州で呱々の声をあげた邪馬台国は神聖女王に導かれ倭連合国を結成、ヤマト建国をめざす。女人としての懊悩と迫りくる老いへの不安を胸に秘めたヒミコの後半生を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomomo
5
卑弥呼の後半生。邪馬台国北部九州説をとるが、倭統一のため近畿への遷都を目指す。2025/09/23
karupinpin
1
卑弥呼全盛から晩年まで。何となく卑弥呼の生き方がわかった2009/02/15
半べえ (やればできる子)
0
★★2011/04/30
RASCAL
0
黒岩重吾さんは、邪馬台国北九州・東遷説を取る。それが自然なのかなと思う反面、それなら何故天孫降臨神話の舞台が当時でいえば狗奴国である高千穂の峰なのか、などと考えてしまう。 他の著作も再読して、黒岩史観の全貌を再考してみたい。2012/10/17
ホームズ
0
1996年12月5日初読
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- 和書
- べらぼうくん 文春文庫