ハプスブルク家700年の顔の変化 - 下唇突出の家系

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784160089129
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜ歴代王や王妃らの下唇は垂れ下がっていたのか?

歯科矯正学の権威である著者が、多くの肖像画や文献より、初代皇帝ルドルフ1世から最後の皇帝カール1世までの顔面形態を比較。

「戦いは他人にまかせておけ。幸せなオーストリアよ、汝は結婚せよ」。政略結婚による勢力拡大により、「太陽の沈まぬ国」とまでいわれたハプスブルク帝国。その輝かしい歴史について、口腔・顎顔面構造に思いを馳せた小論。

《目次》

Ⅰ ハプスブルク家 歴代王・王妃・子たちの顔形(家族性要因)

1 ルドルフ一世~フリードリヒ三世 / 2 マクシミリアン一世~フェリペ四世 / 3 スペイン系 フェリペ二世~カルロス四世 / 4 神聖ローマ帝国系 フェルディナント一世~カール六世 / 5 マリア・テレジア~フランツ二世(一世) / 6 フランツ・ヨーゼフ一世~カール一世

Ⅱ 「下唇の垂れ下がり」と顔形態との関連

Ⅲ 近親結婚の影響

Ⅳ 日本人の「受け口」の特徴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

25
肖像画や文献をもとに、一族一人ひとりの顔面的特徴や遺伝の傾向を分析。近親婚を繰り返すことの悪影響について、壮大な人体実験となってしまったのだなぁ。2018/03/12

もだんたいむす

6
受け口とかの顎に関する話が多かった。2017/12/04

Teo

2
ハプスブルク家の人相は、遺伝的に特徴があり、それは鼻だ、と言うのは以前から漫然と知っていた。この本では鼻以外に顎のでっぱり、受け口の様子がどの世代でどれだけ顕著に表れているのかを肖像画などから見ている。まあ確かに遺伝性の物はあるだろうが、一方でその遺伝性はどれだけ確実なものなのだろうか。血友病の様なはっきりした因子とは違うだろうし。ともあれまとめられているのは役に立つ。2018/12/20

藤野

0
機内での時間潰しに。肖像画を見ていきながら顔立ちを見ていく。女性にそこまで顕著な特徴が現れない(現れにくい)のは、性染色体的なやつなのか、それとも肖像画で手心が加わってるのか。などと考えてました。ちょっとうとうとしながら読んだので、そのあたり読み飛ばしちゃった可能性ありますが面白かったです。2019/11/03

momo

0
肖像画や彫刻の表現よりも、実際は顔の特徴があったのかもしれませんね。2019/09/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12409350
  • ご注意事項

最近チェックした商品