出版社内容情報
看板猫に会いに商店街へ。撫でて愛でてほっこりしたら、買い食いしながら街歩き。猫好きでなくても訪ねたくなるフォトブック。
大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、商店街を巡ります。
看板猫はどこにでもいそうに思えますが、実はいまや希少な存在。シャッター商店街が増え、かろうじて活気を保っている商店街でもテナントショップへと商売替えをする店が続出し、“店に住む”ことができなくなりつつあるからです。昔ながらの風情を残す自営の店か、オーナーがよっぽどの猫好きか。
そんな希少な猫を求めて訪ねたのは、阿佐ケ谷、幡ヶ谷、永福町、桜新町に豪徳寺、猫のメッカである谷中・根津、問屋が連なる蔵前や代田橋にある沖縄タウン、恵比寿、新大久保などの商業地、さらには築地に横浜中華街まで、実にさまざま。「看板猫がいるらしい」との情報を頼りに初めて降り立った地も多くあります。
猫待ちをしながら街をぶらぶらし、おいしそうなお惣菜があれば買い求め、初めての道を右に左に覗きつつ進む。
知らない街を訪れるのは意外な面白さに満ちていて、そのうえ猫を愛でて心もほっこり。初めての味との出会いというおまけ付き。
晩ごはんのおかずを買って帰るもよし、散策しながら揚げたてのコロッケをほおばるもよし。気がつけば、足取りも軽く、自然と笑顔になっているはず。
猫好きが思わず駆けつけたくなる猫カットを中心に、街歩きへと誘います。
内容説明
ネコが気ままに出入りしている店にはまだ温かい人情や懐かしい風情が残っている。毎日忙しくて、心がちょっと疲れたなと思ったらそんな店がある商店街をぶらりのんびり、歩いてみたらどうだろう。かわいいネコ店長を愛でてなごんだら晩ごはんのおかずを買って帰るもよし散策しながら揚げたてのコロッケをほおばるもよし。気がつけば、足取りも軽く、自然と笑顔になっているはず。昭和レトロな商店街の名物店番ネコが勢ぞろい。今日もまったり気ままに営業中。
目次
阿佐ケ谷
下高井戸
桜新町
元町・中華街
平沼橋
新大久保
蔵前
新小岩
西小山
浜田山
代田橋
幡ヶ谷
恵比寿
築地
著者等紹介
梅津有希子[ウメツユキコ]
編集者・ライター。1976年北海道生まれ。編集プロダクション勤務を経て、2005年にフリーランスに。女性誌やWebなどでペット、料理、美容など幅広いジャンルの取材・執筆を手掛けるほか、『CREA Due cat』(文藝春秋)では長年にわたり編集を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。