出版社内容情報
川上未映子さんによる新訳で、絵本〈ピーターラビット™〉シリーズ全23巻を早川書房より刊行します。子どもから大人まで楽しめる、新しいピーターラビットたちの世界をお届けします。
2021年12月16日から予約受付中。2022年3月より刊行開始します。

◉全23巻揃定価36,300円(税込)
※価格は変更になる場合もございます。
◆ 全23巻ご予約でもらえる!◆
特典1:全巻収納BOX <非売品>
ピーターラビットと仲間たちの絵と装飾が美しい収納箱。
特典2:『ピーターラビットのおはなし』英語小冊子 <非売品>
英語学習に最適!英語原文を収録した小冊子。
(特典2は2024年3月にお渡しする予定です)
特典付き申込締切
2022年9月4日(日)
※特典付き申込は終了しました。
特典1:全巻収納BOX <非売品>
2022年5月16日までにお申し込みの方は、2022年6月にお渡し予定です。
2022年5月17日から9月4日までにお申し込みの方は、2022年12月にお渡し予定です。
【特色】
1:決定版を日本初刊行
世界中で愛され、累計発行部数2億5000万部を超える絵本〈ピーターラビット〉。本シリーズは2002年の出版100周年を機に、『ピーターラ ビットのおはなし』に挿絵を6点加え、全作の挿絵を初版の色彩に近づけるなど、著者ポターの意図を再現するべく全面的な改訂がほどこされました。
2:川上未映子による新訳&初の個人全訳
翻訳を手がけるのは、小説家・詩人の川上未映子。子どもから大人まで楽しめる、新しいピーターラビットたちをお届けします。23作個人全訳は日本初。
3:自然との共生を考える最高の教科書
絵本で描かれる豊かな自然は、著者ポターらの保護活動への尽力により、今も保存されています。作品と作者の活動を知ることは、自然と向き合うきっかけになります。
4:王室も愛読。物語で知る英国文化
自然とともにポターが描くのは、英国の魅力がつまったヴィクトリア朝の文化。本シリーズは、代々の王室に愛され、近年はキャサリン妃も子どもたちに読み聞かせました。
【対象読者】4歳~大人
●ピーターラビットファン、動物好きな方に。
●お子さんお孫さんへのプレゼントをお探しの方に。
●イギリス・湖水地方がお好きな方に。
【著者紹介】
ビアトリクス・ポター
1866年~1943年。幼少期から動物と植物を愛し、スケッチにはげむ。1902年に『ピーターラビットのおはなし』を出版すると、またたく間にベストセラーに。出版、農場経営、自然・文化保護と、多方面で活躍する。
【訳者紹介】
川上未映子 (かわかみ・みえこ)
小説家・詩人。2008年、『乳と卵』で芥川賞を受賞。2019年に発表した『夏物語』は 、40カ国以上で出版が進み、欧米各紙誌で高く評価されるなど、国際的な活動を展開している。
◆書誌情報
絵本〈ピーターラビット™〉シリーズ 全23巻
ビアトリクス・ポター作・絵 川上未映子訳
◉全23巻揃定価36,300円(税込)
◉第1巻 1650円/第2巻~第13巻、17、18巻 各1540円/第14巻~第16巻 各1760円/第19巻 2090円/第20巻~第23巻 各1430円(すべて税込)
※価格は変更になる場合もございます。
◉体裁:A6判変型(タテ143×ヨコ109㎜)
上製カバー装/各巻32頁~120頁予定
※デザイン等は変更になる場合もございます。
◆刊行スケジュール
2022年3月開始~2024年3月完結
第1回配本 2022年3月24日
①ピーターラビットのおはなし
②赤りすのナトキンのおはなし
③グロスターの仕たて屋
第2回配本 2022年6月23日
④ベンジャミン・バニーのおはなし
⑤2ひきのわるいねずみのおはなし
第3回配本 2022年9月22日
⑧こねこのトムのおはなし
⑯ひげねずみサミュエルのおはなし
第4回配本 2022年12月22日
⑩フロプシーのこどもたち
⑭きつねのトッドのおはなし
第5回配本 2023年3月23日
⑥はりねずみティギーのおはなし
⑨あひるのジマイマのおはなし
㉑モペットちゃんのおはなし
第6回配本 2023年5月25日
⑫つまさきティミーのおはなし
⑬まちねずみジョニーのおはなし
第7回配本 2023年8月24日
⑦かえるのジェレミーのおはなし
⑮こぶたのブランドのおはなし
第8回配本 2023年10月26日
⑰パイがふたつあったおはなし
⑱ジンジャーとピクルスのおはなし
第9回配本 2024年1月25日
⑲こぶたのロビンソンのおはなし
⑳いじのわるいうさぎのおはなし
第10回配本 2024年3月21日
⑪ちっちゃなねずみふじんのおはなし
㉒アプリイ・ダプリイのわらべうた
㉓セシリ・パセリのわらべうた
※タイトル・刊行日は変更になる場合もございます。発売日はお住まいの地域によって異なります。
著者等紹介
ポター,ビアトリクス[ポター,ビアトリクス] [Potter,Beatrix]
1866~1943年。イギリスの絵本作家
川上未映子[カワカミミエコ]
小説家・詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
193
ピーターラビットは、知っていますが、絵本は初読です。今回、早川書房より新装版の絵本〈ピーターラビット〉シリーズ(全23巻、川上未映子 新訳版)が刊行されるということで、まずは第一巻を読みました。思ったより、ピーターラビットは、悪ガキ(ウサギ)でした(笑)全23巻を読むかを思案中です🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰 https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2021-12-16-153819.html2022/03/29
吉田あや
85
100周年を機に最新デジタル技術で初版を手掛かりに水彩の繊細な再現を目指して再構成され、翻訳も川上未映子さんの訳で新たに出会い直すような高揚感に包まれた。1800年代イギリス湖水地方の美しくのびやかな日々が目の前に広がるようで、ポターの絵本は何度開いても胸が高鳴る。柔らかな色使いと美しい景色とは相反するように、ピーターの行動はいつもイタズラ心に満ちていて優しいだけの物語ではなく、ポターのユーモアもそこかしこに散りばめられている所も優等生すぎず伸び伸びとしていて楽しい。(⇒)2022/03/29
ヒラP@ehon.gohon
27
いしいももこさんの翻訳版があるだけに、どんな新訳になるのかと期待して手に取りました。 なんだか物語が、今風で新鮮な感じがしました。 旧版でカットされた、お父さんが肉のパイにされたシーンも含め、挿絵も増え、とても、満足感がある絵本でした。 これからの新訳シリーズに期待します。2022/07/14
らん
25
手のひらサイズの本のページをめくるとうさぎのピーターがお母さんから注意を受けています。他の子達はいい子にしていますがいたずらっ子なピーターはお母さんの注意を破り…。マグレガーおじさんに追いかけられ…ぴょこぴょこ、ひょろり。歩くピーターの震える姿は可哀想に思えますが他の三匹みたいに大人しくしてなきゃね。お母さんがピーターのために作るおくすり。ぽかぽかした暖炉の絵のぬくもりとともにお母さんの優しさが伝わってきました。ピーターは懲りるのかな?畑で野菜をカリカリ美味しそうに食べる姿は愛らしくて好きだけどね☆2023/03/03
ケ・セラ・セラ
22
これを機に読み比べ。あくまで私の印象ですが、石井桃子さん訳はお母さんが語り聞かせるような懐かしさと温かみを感じ、川上未映子さん訳はより子ども目線で軽快な印象。「れーき」を「くわ」、「かみつれ」を「カモミール」などはわかりやすくなったかもしれません。「マグレガーおじさん」は「マグレガーさん」のほうが私はよかったかな。当初収録されなかった挿絵が6枚も復活しての新版は素直に嬉しいです。あのお父さんパイの挿絵も!2022/07/16