内容説明
数をめぐる脳内ネットワークの不思議な実態を明かす明著登場。数の脳内処理に関する第一人者がさまざまな実験の豊富な実例を駆使して、ヒトや動物の数を扱う能力=「数覚」とその意外な実態について綴る、脳科学ファンも数学ファンも必読のポピュラー・サイエンス。
目次
第1部 遺伝的に受け継いだ数の能力(才知にあふれた動物たち;数える赤ちゃん;おとなの脳に埋め込まれた心の物差し)
第2部 概数を越えて(数の言語;大きな計算のための小さな頭;天才たち、神童たち)
第3部 神経細胞と数について(数覚の喪失;計算する脳;数とは何か?)
著者等紹介
ドゥアンヌ,スタニスラス[ドゥアンヌ,スタニスラス][Dehaene,Stanislas]
1965年、フランスのルーベ生まれ。もともと数学者であったが、脳が言語と数を処理する能力の研究に惹かれ認知心理学・神経科学に転身した。現在コレージュ・ド・フランス教授(実験認知心理学)、フランス原子力庁・国立衛生医学研究所付属のオルセー認知神経イメージング研究所所長。『数覚とは何か?―心が数を創り、操る仕組み』によってジャン・ロスタン賞を受賞した
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
1976年東京大学理学部卒業。1983年東京大学大学院博士課程修了。理学博士。東京大学理学部人類学教室助手、早稲田大学政経学部教授などを経て、総合研究大学院大学教授。専攻は人間行動進化学、行動生態学、進化心理学
小林哲生[コバヤシテッセイ]
2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。NTTコミュニケーション科学基礎研究所協創情報研究部研究主任。専門は発達心理学、言語心理学、比較認知科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Bartleby
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CCC