資本蓄積と失業・恐慌―リカードゥ、マルクス、マルサス研究

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資本蓄積と失業・恐慌―リカードゥ、マルクス、マルサス研究

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588645358
  • NDC分類 331.44
  • Cコード C3033

出版社内容情報

資本蓄積による国富と国民所得の増大,それに伴う失業.恐慌を問い続けた古典派経済学の鉱脈を掘り起こす。匿名書簡「国民的?困難の原因および救済」完訳を付す。

内容説明

古典派経済学の完成者・リカードゥの資本蓄積論、とくにその「機械論」を考察し、マルクス『剰余価値学説史』のマルサス批判への疑問から、有効需要論・剰余価値論を中心にマルサスを改めて検討する。資本蓄積による国富と国民所得の増大のみならず、それに伴う失業・恐慌問題を問い続けた古典派経済学の鉱脈を掘り起こす本書は、経済学の現代的革新のために不可欠な古典読み直しの試みである。その「剰余労働」への言及はリカードゥを超えるとマルクスが評価した匿名書簡『国民的諸困難の原因および救済』完訳を付す。

目次

第1篇 リカードゥの「機械について」とその経済学的意義(リカードゥの「機械について」と一般的過剰生産;リカードゥの機械論と補償説的見解について―特にリカードゥ著『マルサス評注』の「評注149」との関連において ほか)
第2篇 マルクスとリカードゥにおける資本の絶対的過剰生産(マルクスにおける利潤率の傾向的低下の法則と資本の絶対的過剰生産について;リカードゥにおける利潤率の傾向的低下の法則と資本の絶対的過剰生産について)
第3篇 『剰余価値学説史』におけるマルクスの、マルサス剰余価値論批判について―一つの疑問(『剰余価値学説史』におけるマルクスの、マルサス剰余価値論批判;アダム・スミスの生産的労働論に対するマルサスの評価 ほか)
第4篇 マルサスの有効需要論と剰余価値(マルサスにおける商品の必要価格の三構成要素と剰余価値;マルサスの有効需要論と「全生産物の交換価値の増大」について)

著者等紹介

蛯原良一[エビハラリョウイチ]
1929年福島県相馬市に生まれる。55年東北大学経済学部卒業。59年同大学大学院経済学研究科博士課程中退、新潟大学人文学部(経済学史担当)講師。73年同教授。95年同大学定年退職。96年東日本国際大学教授、2000年同大学退職。経済学博士(東北大学)。現在、新潟大学名誉教授
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