中公文庫<br> 圓朝

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中公文庫
圓朝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071476
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

幕末・明治の芸能を代表する、近代落語の祖・三遊亭圓朝。

江戸から明治への激変期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開き、「怪談牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」などが今なお語り継がれる伝説的な噺家の一代記。

母・兄に猛反対されるも芸の道に進んだ圓朝。

歌舞伎の技術を盛り込んだ芝居噺で人気を博すものの、師匠や愛弟子から嫌がらせにあい、窮地に追い込まれる。数々の苦境を味わわされる中、自らが生みだした怪談噺や人情噺で独自の境地を開き、押しも押されぬ人気咄家に成長するが・・・・・・波乱万丈な芸道を這いつくばり、女性関係や息子との確執にも悩んだ圓朝。

新田次郎賞・本屋が選ぶ時代小説大賞W受賞の奥山景布子が迫る、「伝説的落語家」の素顔とは――

内容説明

裏切り、怨念、なんのその!「怪談牡丹灯籠」を生んだ近代落語の祖・三遊亭圓朝。精魂こめて仕込んだネタを師匠に奪われ、愛弟子に裏切られ、息子はスリで逮捕…壮絶な芸道を駆け抜け怪物となった圓朝は、「真景累ヶ淵」「死神」と数多の名作を生み出していく。不屈の魂に燃えた“大圓朝”の知られざる迫力の一代記。

著者等紹介

奥山景布子[オクヤマキョウコ]
1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学専任講師などを経て創作を始める。2007年に「平家蟹異聞」で第八七回オール讀物新人賞を受賞。09年、受賞作を含む『源平六花撰』で単行本デビュー。18年、『葵の残葉』で第三七回新田次郎文学賞、第八回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keisuke

3
多分はじめての作家。面白かった。2022/02/19

an

1
落語の始まりを読んだ気持ちになる。師匠に嫌がらせをされたら創作落語をし、鳴物をやってみたりと時代と共に変わっていった様子が興味深い。2023/02/21

まりこ

0
前半の方が面白かった。師匠からの嫌がらせ。何か理由があったのか。噺はどうも興味がなかった。2023/05/10

Hotshoes

0
彼は何を成し、何を成せなかったか。 芸に殉じるのは至高だが、その世界に殉じるのは不幸。 これは、どの世界にも言えることである。 彼の生んだ噺が評価され、後世に残ったこともまた皮肉。2022/08/14

みつひめ

0
このところ、明治の演芸絡みの本をあれこれ読んでいるので、その一環として。小説ではあるけれど、行き届いた調べに基づいた著者の優れた筆力のお陰で、複雑な人間関係もわかりやすい。圓朝は、幕末〜維新という激動の時代に翻弄され、悩みながらも自分の道を守ったのかな?と。圓朝全集に挑戦してみようか?という気にさせられた。2022/02/07

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