出版社内容情報
交通研究の第一人者が、人口減少、高齢化、財政赤字などに苦しむ地域を活性化させるための、まちづくり戦略を大胆提言。
目次
なぜ地域公共交通を議論するのか
日本の地域公共交通政策はどのように変わったのか(1)―規制緩和政策の修正から基本法の制定まで
日本の地域公共交通政策はどのように変わったのか(2)―交通政策基本法の下での模索
欧州の地域公共交通政策はどのように変わったのか
地域公共交通政策の「統合」とは何か
オーストリアが実現した地域公共交通政策と財政支援
地域公共交通の価値とは何か―費用便益分析の意義と限界
地域鉄道の価値の測定
地域公共交通とソーシャル・キャピタルはどのような関係があるのか―概念整理とマクロデータによる実証
地域公共交通政策はソーシャル・キャピタルに影響を与えるのか―日本及びオーストリアにおけるケーススタディによる実証
交通政策は地域公共交通の利用者を増やすことができるのか―ドイツ・フランス・日本のデータによる実証
総括:地域公共交通の統合的政策を目指して
著者等紹介
宇都宮浄人[ウツノミヤキヨヒト]
関西大学経済学部教授。1960年生まれ。京都大学経済学部卒業。1984年に日本銀行に入行し、マンチェスター大学大学院留学(MA)、経済企画庁調査局内国調査第一課派遣、一橋大学経済研究所専任講師、調査統計局物価統計課長、金融研究所歴史研究課長を経て、2011年に関西大学経済学部教授に就任。2017年4月より2018年3月までウィーン工科大学客員教授。主な著書は『路面電車ルネッサンス』(第29回交通図書賞受賞)、『鉄道復権』(第38回交通図書賞受賞、ともに新潮社)、『地域再生の戦略』(第41回交通図書賞受賞、筑摩書房)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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