土木基礎力学

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土木基礎力学

  • ISBN:9784339052558

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内容説明

本書は土木工学科で必要な力学を始めて学ぶ学生に対して高校の数学や物理(力学)の復習を取り込んだ入門書である。専門課程で学ぶ分野に共通する力学的な内容の基礎部分を横断的に網羅し、典型的な問題を例題として丁寧に解説した。

目次

1. 力とモーメント
1.1 力とは
 1.1.1 力とは
 1.1.2 力の種類
 1.1.3 力の表現法
 1.1.4 力の単位
 1.1.5 力の作用線の法則
1.2 力の合成と分解
 1.2.1 ベクトル演算
 1.2.2 力の合成
 1.2.3 力の分解
1.3 モーメント
 1.3.1 シーソーのつり合い
 1.3.2 モーメントの概念
 1.3.3 モーメントの図示法
1.4 力のつり合い
 1.4.1 2力のつり合い
 1.4.2 3力のつり合い
 1.4.3 力の三角形
 1.4.4 1点で交わる力のつり合い(多数の力がある場合)
 1.4.5 1点で交わらない力のつり合い
1.5 剛体のつり合い
 1.5.1 剛体と質点
 1.5.2 力のモーメント
 1.5.3 モーメントのつり合い
 1.5.4 偶力
 1.5.5 剛体のつり合い
1.6 分布荷重を集中荷重へ置換え
1.7 力と変位の関係から,応力とひずみの関係へ
 1.7.1 断面積が異なる場合(長さは同じ)
 1.7.2 部材の長さが異なる場合(断面積は同じ)
 1.7.3 フックの法則
章末問題

2. 構造材料の種類と特性
2.1 構造材料の役割と重要性
2.2 材料の力学的性質
 2.2.1 応力
 2.2.2 ひずみ
 2.2.3 応力とひずみの関係
2.3 各種部材に生ずる応力と変形
 2.3.1 引張部材
 2.3.2 圧縮部材
 2.3.3 リベット継手
 2.3.4 温度変化を受ける部材
2.4 組合せ応力
 2.4.1 単純引張を受ける場合の応力状態
 2.4.2 2軸方向に垂直応力が同時に作用する場合の応力状態
 2.4.3 たがいに垂直な2方向のせん断力が作用する場合
 2.4.4 2軸方向に垂直応力とせん断力が同時に作用する場合
2.5 モールの応力円
 2.5.1 円の方程式
 2.5.2 モールの応力円の誘導
 2.5.3 モールの応力円の描き方
章末問題

3. 静定トラスの基礎
3.1 静定トラスを理解するために必要な数学や力学
3.2 静定トラス構造の概要
3.3 支点反力
3.4 トラスの解法
 3.4.1 節点法
 3.4.2 断面法
章末問題

4. 静定ばりの基礎
4.1 静定ばりを理解するために必要な数学や力学
 4.1.1 微分
 4.1.2 積分
 4.1.3 微分方程式
4.2 静定ばりの概説
4.3 支点反力
4.4 断面力
4.5 断面力と荷重の関係
4.6 断面の性質
 4.6.1 断面1次モーメント
 4.6.2 断面2次モーメントと曲げ応力
 4.6.3 軸の移動による断面2次モーメントの変化
 4.6.4 断面1次モーメントとせん断応力
4.7 たわみ
 4.7.1 曲率の微分方程式
 4.7.2 たわみの微分方程式
 4.7.3 モールの定理と共役ばり
章末問題

5. 静水力学
5.1 静水力学に関する基礎知識
 5.1.1 圧力とは
 5.1.2 水の密度と質量,重量
5.2 単位と次元
 5.2.1 単位
 5.2.2 SI接頭語
 5.2.3 次元
5.3 水の圧縮性
5.4 静水圧
 5.4.1 静水圧の等方性
 5.4.2 静水圧の大きさ
5.5 矩形平面に作用する静水圧
 5.5.1 静水圧の大きさ
 5.5.2 全静水圧の作用位置
5.6 任意形状の平面に作用する静水圧
 5.6.1 静水圧の大きさ
 5.6.2 全静水圧の作用位置
5.7 傾斜平面に作用する静水圧
 5.7.1 静水圧の大きさ
 5.7.2 全静水圧の作用位置
5.8 曲面に作用する静水圧
章末問題

付録
引用・参考文献
章末問題の解答
索引

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