氷と炎の歌
王狼たちの戦旗〈下〉―氷と炎の歌〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 516p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085986
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

七王国全土で、血で血を洗う激しい戦が続いていた。民は飢え、貴族たちは兄弟で殺し合い、黒魔術師が暗躍する混沌の時代。運命に翻弄され散り散りになったスターク家の子どもたちも、それぞれの戦いを続けていた。都で残酷な少年王に虐げられている長女サンサ、故郷を目指し仮の姿で旅する次女アリア。“北の王”となって出兵した兄ロブの留守を守るブランにも、予想だにしない敵が迫る。一家の再会を願う母ケイトリンの思いとは裏腹に、運命はますます彼らを引き離してゆく…。一方、“王の手”として都を守るティリオンは、玉座を奪おうと迫るスタンニスの軍勢と対峙するため奇策をめぐらせていた。勝利は次々に、より冷徹な剣と、より冷酷な心の持ち主の手に渡ってゆく。戦と陰謀に彩られた七王国で、壮大な群像劇がさらなる佳境を迎える。

著者等紹介

マーティン,ジョージ・R.R.[マーティン,ジョージR.R.][Martin,George R.R.]
1948年、アメリカ・ニュージャージー州ベイヨーン生まれ。幼少年期からコミックスとSFを愛読し、71年、短篇「ヒーロー」でSF界にデビュー。「ライアへの賛歌」(74年)、「龍と十字架の道」(79年)等の短篇でヒューゴー賞を受賞、さらに「サンドキングズ」(79年)ではヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞し、SF作家として確固たる地位を築く。シリーズ『氷と炎の歌』でファンタジイに本格的に乗り出し、既刊三作品はいずれもローカス賞ファンタジイ長篇部門を受賞、ベストセラーとなっている

岡部宏之[オカベヒロユキ]
1931年生、1953年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

11
ますます王国は混沌・・・。毎回同じコメントで申し訳ないが,誰かは幸せになってくれないと,納得がいかないんだけれど・・・。みんな「自分はライオン」「私はドラゴン」「私は狼」って,自分を奮い立たせているのだなあ・・・。みんなが幸せに暮らせる世界になればいいのになあ・・・。ひょっとして作者はとってもイジワル?2010/12/18

ぽっぽママ

9
女の子たちの成長ぶりに感心する。アリアもサンサもデーナリスも。 ティリオンは智謀の限りをつくすが本質的に優しいし肉体的なハンディから思うようにいかないのが魅力。ブランも歩けないというハンディがありジョンは私生児という生まれから周りに認めてもらえない。シオンも含め男性たちはハンディやコンプレックスという自分との戦いで女性たちは外部からの圧力に屈せず生きていくための戦いのように感じる。 続きが気になるが読むのに気合い入れなくちゃいけない。2015/08/20

浮草

6
逆転、裏切り、謀、知恵、雌伏、逃避行…色んな場所で色々起きるから面白いけれど、大変。そして文字が小さく年齢的になかなか捗らなくなってきました…が、頑張って続きも読む。2023/01/24

punto

6
昔から、ちょっとティリオンが好きかも、と思っていたのですが、結構やっぱり好きな気がしてきました。だから今回の展開は気をもんでいます。ロブでさえ16とかそのくらいだと思うと、子供たちはとんでもなくたくましいなぁと思います。最後に一言。サーセイよりジョフリーがイヤです(笑)。2014/12/02

織田秋葉

6
途中で思わずぎゃー、と叫びそうになったけれど、とりあえず安堵。ってんなわけあるかあっ!と叫びたくなるくらいに次から次へとスターク家を襲う悲劇に涙しそうになります。 あと、あんなに頑張って街を守ろうとしたティリオンの末路にも。この作品、良い人が報われるわけじゃなく、より一層の不幸に叩き落とされるので、読み続けるのにかなりの気力が必要です…。 北を目指すアリア、許婚からは解放されたものの捕らわれの身が続くサンサ、離れ離れになったブランとリコン、壁の向こうにスパイとして投降したジョン。 辛い。2014/01/05

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