なぜ牛丼屋でジャズがかかっているの?

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780302394
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

なぜ牛丼屋ではいつもBGMにジャズがかかっているのだろう。ふとそう思ったことはありませんか?カフェ、定食屋、そば屋、居酒屋、クリーニング屋まで…。来日したジャズミュージシャンは、「日本は本当にジャズが盛んな国なんだね!」と言います。演歌やJ‐POPより、何となくオシャレで高級。400~500円の牛丼でも高いものを食べているような錯覚が起きるから不思議。日本人唯一のセロニアス・モンク作曲賞受賞者である著者が、そんなジャズの謎と魅力に迫ります。現役ジャズピアニストの日常を通して見えてくるHAPPY JAZZ LIFE!新たな音楽の世界へようこそ。

目次

第1章 なぜ牛丼屋でジャズがかかっているの?
第2章 わたしとジャズ
第3章 ジャズを教育に生かす
第4章 ジャズ・プレイヤーあれこれ
第5章 ジャズとコンテスト
第6章 海外のジャズ事情
巻末特別エッセイ フランスツアー日記

著者等紹介

守屋純子[モリヤジュンコ]
ジャズピアニスト、作編曲家。守屋純子オーケストラ主宰。尚美学園大学、昭和音楽大学非常勤講師。早稲田大学ハイソサエティー・オーケストラでジャズを始め、ニューヨークのマンハッタン音楽院大学院卒業。2005年、“Points Of Departure”が、第18回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(ポピュラー部門邦人録音録画作品賞)受賞。同年9月、ジャズの分野では最も権威のある米国セロニアス・モンク・コンペティション作曲部門で、東洋人として女性として初の優勝。日本全国のみならず、世界各都市でライブ活動を展開。学生のためのビッグバンドの指導にもあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nao1

5
再読。3年前に入門書として読み、その間私はジャズボーカルを習い、ジャズのスタンダードをたくさん聴きました。また本書に戻ると、ジャズの熱さ、前向きさ、そして楽しさがさらに実感されました。音大卒ではなく早稲田卒の女性である著者の視点は、オンリーワンでありながら孤独さはまったく感じられず、外国であっても、専門家や有名アーティストに囲まれても、肩ひじ張らず自然であることに驚きました。2023/12/11

nao1

5
ジャズの入門書としてとてもすぐれています。タイトルは私的には、いつも思っていた疑問なので手にしましたが、ジャズの入門書を探している人が手に取らないのはもったいないです。オススメ。とくにジャズピアノ。2020/10/18

竜。

1
セロニアスモンクコンペティション作曲賞をアジア人で唯一受賞した筆者の一般向けジャズ解説書は、そこらへんのジャズを聴いてるだけの作家が書くエッセイよりも、演奏者の現場の空気、ジャズというジャンルの素晴らしさ、音楽の持つ情熱やエネルギー、上達の困難さ、それを上回る喜びを表現していた。知り合いにも薦めたい。2017/06/23

かい

0
なんでこんなタイトルにしたんだろう。早稲田のジャズサークルに入った著者がプロになるまでやジャズミュージシャンへインタビューした思い出(録音技師ルディ・ヴァン・ゲルダーの話も載ってる)が書かれていて、それから若い人に向けてのメッセージが感じられて読んでいておもしろかった。品のないタイトルが印象をマイナスしてると思う。2015/01/23

redlorry

0
「なぜさおだけ屋は潰れないのか」のような書籍名に釣られて読んだが読んだというだけでなにも残らなかったな2014/02/13

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