ハヤカワ文庫<br> そばかすのフィギュア

電子版価格 ¥550
  • 電書あり

ハヤカワ文庫
そばかすのフィギュア

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150309022
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新作アニメ「ダグリアンサーガ」のキャラコンテストで最優秀賞を受賞した靖子。彼女のもとに送られてきた村娘アーダのフィギュアは、最新テクノロジーで自在に動き、設定に応じた感情まで持っていたが…。少女とフィギュアの優しく切ない交流を描き星雲賞を受賞した表題作、高校在学中に発表されたデビュー作「ブルー・フライト」、文庫初収録のファンタジイ「月かげの古謡」など、初期傑作8篇を収録した待望の作品集。

著者等紹介

菅浩江[スガヒロエ]
1963年京都府生まれ。高校在学中の1981年、『SF宝石』誌に短篇「ブルー・フライト」を発表して作家デビュー。数年のブランクの後、1989年の第1長篇『ゆらぎの森のシエラ』で活動再開。以来、人間の普遍的な感情をこまやかな筆致で描いたSF、幻想小説で人気を集める。とくに『永遠の森博物館惑星』(ハヤカワ文庫JA)は、「ベストSF2000」国内篇第1位、星雲賞、日本推理作家協会賞を受賞と、ジャンルの枠を超えて高い評価を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆかーん

62
「やさしいSF」という言葉がしっくりくる物語でした。短編集なのでとても読みやすいですが、SFの要素はしっかりとあるので、期待を裏ぎられることはなく読むことができました。20年前に女性の作家さんが書いたとは思えないほどの、多彩な異世界のストーリーに感心させられてばかりです。クローンだったり、機械人形だったり、小人だったりと、次はどんな展開が待ち受けているのか、最後までワクワクしながら読むことができると思います。 2016/01/12

催涙雨

38
初めて読む作家でしたが、寂しさを感じさせるテーマにあたたかみを添えていくような作風がとても好印象でした。全八編のうち前半に収録されている「雨の檻」「カーマイン・レッド」「セピアの迷彩」「そばかすのフィギュア」の四編が特に良かったかな。最初に雨の檻が置かれているのが良いですね。短編集の頭が引き込みのぐっと強い作品だとその後の作品を読むのがとても楽しみになります。アンドロイド、クローンなどSF的ガジェットをメインに据えながらも視覚的なイメージは穏やかで、メタリックな印象を受けず、内に向かった作品が多いです。2022/03/27

hit4papa

31
なんとキュートなタイトルでしょう!びっくり仰天のアイディアとか、面白いガジェットが飛び出すわけではありませんが、かえってそれが古さを感じさせません。SFの舞台装置を借りながら、人の内面をじっくり見つめたバリエーション豊かな作品集です。

あおでん@やさどく管理人

29
特に後半の作品が好き。「お夏 清十郎」は珍しい「和」とSFの融合。SFって色々なモチーフと合うのだと感じられた。最後の「月かげの古謡」も好き。「王たるものがなすべきことは、迅速な、誠意ある訂正なのです」 全体的に切なさの漂う終わり方が多い印象。2017/01/08

七月せら

22
新しい地球を見つける移民船や絵描きロボット、試験管ベイビー、感情を持つフィギュアに時遡能力。様々なSFが詰め込まれた短編集でありながら、傷ついた心、揺れる心の行く末を優しく丁寧に描いた9つの物語でした。特に心に残ったのは「雨の檻」と「月かげの古謡」。「雨の檻」では雨の描かれ方に、「月かげの古謡」では対話を通して変化していく主人公の心にとても惹かれました。それぞれの短編の要素をミックスした表紙のデザインがとても温かくて大好きです。2016/11/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/552631

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。