地下足袋をハイヒールに履きかえて

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地下足袋をハイヒールに履きかえて

  • ISBN:9784434218569

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内容説明

銀行もコンビニもないたった200世帯の小さな村、奈良・吉野山。
街に行くにはロープウェイで下山するという山奥で育った著者が、10代で選んだアルバイト、それは、山仕事や貯水池のフェンス張りをする「現場作業員」。

父親が知人の保証人として背負った借金返済のために選んだバイトだった。
学業とバイトの2足のわらじで、7年かけて大学を卒業。借金を返済し、喜んだのもつかの間、大きな悲劇に見舞われる。その時、救いの手を差し伸べてくれた、ある女性経営者の励ましに一念発起し、自ら起業を決意。

資金なし・コネなし・経験なし・資格なし。
ないものづくしで起業して15年、黒字経営を継続中。
現在銀座で3拠点3業態を運営する女性社長として、年齢を問わず多くの女性たちに寄り添い、「あなたはあなたのままで大丈夫」というメッセージを送り続けている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

112
【縦糸】 『あなたの存在で安心するひとがいるんです。今はいなくてもそのうち出会うんです。もしくは見えていなかっただけかもしれない。』{信頼}/『「わからないことを「わからないから教えて」と言える環境だったこと。」「「できないから助けて」と言えたこと。」』{素直}/『いい勘違いを……していくことは……「覚悟」だと思っていた。』{いい勘違い}(笑)2016/05/11

北野たけこ

3
まず表紙が好きです。高校生の時、家庭の事情で現場作業員のバイトをすることになった初日。とび職のおじさんが作者のヘルメットをポンポンと叩きながら「この仕事をするなら本気でやれ。自分の仕事を恥じるな。自分で選んだことを誇るんだ」と言った言葉が心に沁みた。まずは自分が自分の存在をよしとする。自分の存在を責めることは愛する人を深く深く傷つける。自分が死んだ時に本気で泣いてくれる人を大切にしていけばいい。自分の存在は尊くて幸せになるために生まれてきたと決める、人生は前提が大事だと思った。素敵な言葉がいっぱいの本。2016/09/17

あやはし

2
刺繍の裏側が見えているんだと思っていたらいい、 この言葉が一番心に残りました。2016/06/19

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