出版社内容情報
ラール人は銀河から撤退し、ついに地球と月が人類の故郷である太陽系にもどってきた。
内容説明
3585年6月28日、地球とルナは太陽系の本来の軌道にもどった。ラール人が銀河から撤退し、超重族の圧政もなくなり、人類はかくれていた暗黒星雲プロヴコン・ファウストや、銀河各地の惑星から故郷の地球にもどろうとしていた。銀河の各惑星で暮らす人類にも迎えの船がやってくる。だが、惑星トラオで生きのびるのに必要な血清を採取するためキイペルヘビを狩るジャノク・カイスにとって、それは滅びの船でしかなかった。
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
3
全巻を通じて、ラール人の銀河系撤退後の秩序回復の様子を描いている。そしてそれを阻止しようとするGAVOKの中のエルトルス人ら。それにガイア・ミュータントが暗躍する。ジャノク・カイスも、ミュータント?ガイア・ミュータントといっても何か統一した組織のようなものがあるわけでなく、それぞれが個々の思い(野望?)をもとにその特殊な能力を使っていることがわかった。ティフラーによるLFT(自由テラナー連盟)とその裏組織リザイダーがどう展開していくのか。たたかいは続く。2012/07/08
llll'
0
2013/10/19
とうくぼやかや
0
地球帰還計画がすばやく行われていく中で、新体制をめぐるなにやらきなくさい陰謀の匂い?ミュータント怖えー。結局異種族間の連帯を作るには共通の敵を作ることって、GAVOKの理念に適ってるの?相変わらず表紙がw3人の隠れミュータントとボイト・マルゴル、そしてペイン・ハミラーだろうか。どっかで見たような顔ばっかだなwとくに一番左。2012/07/25
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