NHK出版新書<br> 戦時から目覚めよ―未来なき今、何をなすべきか

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NHK出版新書
戦時から目覚めよ―未来なき今、何をなすべきか

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140887202
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

人類の”大惨事”は避けられるか?

気候変動、生態系の破壊、食糧危機、世界大戦――人類の破滅を防ぐための時間がもう残されていないのだとしたら、我々は今何をなすべきなのか?パンデミックを経てますます注目される現代思想の奇才が、西欧と世界で今起きている事象の本質をえぐり、混迷と分断渦巻く世界の「可能性」を問う。

内容説明

ウクライナ、パレスチナ、西欧とロシアの文化戦争―ジジェクの思想と政治批評にこの一冊で入門する!戦争を防ぐために何が足りないのか?

目次

序 フュチュールとアヴニールのはざま
さらばレーニン ようこそ無能な侵略者たち
戦争(と平和)の異常な平常化
黙示録の五番目の騎士
「サファリ」的な主観性
ほかの国が果たすべき役割
結束する権力者に立ち向かえ
今日のウクライナにおけるレーニン
ヒマワリの種がたっぷり入ったポケットから、何が育つのか?
倫理観の衰退を示す紛れもない兆候
偽の目覚めに騙されるな
ロシアと西欧の文化戦争
狂気のリズムにブレーキをかけろ
富裕層への課税?それでは足りない!
アサンジ:そうとも、われわれにはできる!
結論 手遅れの場合、どう始めればいいのか?

著者等紹介

ジジェク,スラヴォイ[ジジェク,スラヴォイ] [〓i〓ek,Slavoj]
1949年スロヴェニア生まれ。リュブリャナ大学社会学研究所教授。ラカン派精神分析の立場からヘーゲルの読み直しを行い、マルクス主義のイデオロギー理論を刷新、全体主義などのイデオロギー現象の解明に寄与。また社会主義体制下のユーゴスラビアで反体制派知識人として民主化運動に加わり、指導的な役割を演じるなど現実的な問題に対しても積極的な発言を行っている

富永晶子[トミナガアキコ]
翻訳家。獨協大学外国語学部英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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原玉幸子

21
思考する為に、今は今迄推挙した本を読んで全て捨ててしまわなければならない。最早、過去に目論んだ延長線上の世界ではなくなってしまったのだから。結局我々は、侵略戦争を仕掛けた人間をのさばらしている訳で、無責任である。銃を手に取り、侵略者と戦う以外に何を正義と言うのか。日本はNATO+1として東からロシアに攻め入るべし、か。だが、その決死の+1も、ひきつった笑顔の女性都知事候補に一票を入れるとか入れないとか言ってがたがたしている日本という国家を背負ってなのか? 私の理念は「人を殺すな」だ。(◎2024年・秋)2024/08/17

朗読者

16
プーチンの蛮行を中心に、世界が抱える様々な問題を含めて、独自の原因推定と提案をしている。本質を突いた指摘も多かったが、ついでに指摘なのか、さほど重要と思えない周辺のことについてもかなり尖った屁理屈にも聞こえる指摘を同時にする著者の主張法の癖が耳障りを悪くしていた。プーチン側近の一人、メドベージェフの論法を解説しているところで、斎藤元彦知事に似ていると思った。やはり独裁者に相似性があると感じた。2024/09/07

武井 康則

9
ラカン派の構造主義評論家ジジェクの時事評だから、もっと洒脱でと思っていたら、覇権主義のロシアに対して現実的に妥協対処せよと言う論評に真っ向から批評、非難というか、もう呪詛に近いかな。後半になってやっとラカン派の分析が少し顔を出すが、リベラル左派としての立場が前に出てる。出来事があったり、著名人の意見があっての時評なのだから、推測しながら読んだが、こんな本こそ、いつどこでどんな状況でこの本が書かれ、それがどう読まれているかという解説が欲しかった。巻末に源注を並べられても分からない。2024/06/10

n雪

4
欺瞞やごまかし、偽善的行為への厳しい眼差しが惹かれる。 (思想関係なく)緩い眠たい行いを許さない気持ち! 「カフェインレスコーヒー」の喩え好き。 コーヒーは飲みたい、でもカフェインを飲むと体に良くないから…という罪悪感を無くすだけの「罪悪感を免除しつつ欲望は満たす」免罪符のような飲み物だと。 今のエコ製品もそうだと言っている。 自販機にシロクマの絵が描いてあって「節電でありがたいね〜(大意)」みたいなこと言ってる自販機を見るけどシロクマがそんなこと思っている訳なくて、まさに人間を満足させる安い免罪符だ。2024/08/18

勝浩1958

3
難解でした。行動が大切。2025/04/29

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