内容説明
近代美学を「内部」から支える五つの概念を吟味し、人と芸術作品との出会いを可能にする理論的条件を探求する。そして自然と人為、必然と意志、伝統と革新の交叉といった逆説に分け入りつつ、「近代的」芸術観の意義を解明する。「創造」「独創性」「芸術家」「芸術作品」「形式」からたどる美学の思考。
目次
プロローグ 芸術の誕生
第1章 創造
第2章 独創性
第3章 芸術家
第4章 芸術作品
第5章 形式
エピローグ 芸術の終焉
著者等紹介
小田部胤久[オタベタネヒサ]
1958年東京に生れる。現在、放送大学客員教授、日本学士員会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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