出版社内容情報
固体電子論は,量子論の確立以降急速に発展しており,1990年代後半と比較しても,その広がり・内容の深化両面で格段の進歩を遂げている.本書は,広がりと深さのバランスがとれた固体電子論の基礎知識を一冊で習得できる決定版テキスト.
目次
第1部 基礎概念
第2部 バンド理論
第3部 固体電子の電磁応答
第4部 電子相関
第5部 自発的対称性の破れ
第6部 量子Hall効果
著者等紹介
浅野建一[アサノケンイチ]
大阪大学全学教育推進機構教授、博士(理学)。1970年生まれ。1994年東京大学理学部卒業。1999年東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員、東京大学量子相エレクトロニクス研究センター研究機関研究員、科学技術振興事業団CREST研究員、大阪大学理学研究科助教授、同准教授を経て、2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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