出版社内容情報
本書は「徂徠の言うままに徂徠学を理解する」ことを念頭におき,完成期の徂徠学を独立した理論として取り出し,その理論体系全体の解明を試みた意欲作.徂徠学の「解釈」をいそぐ〈徳川思想史研究〉へ一石を投ずる,書き下ろし作品.
目次
序章 道の普遍性の問題をめぐって
前篇 徂徠学における道(先王の礼;道が制作される環境)
後篇 人の当為について(学問から治の行為へ;徂徠の社会観―「君子・小人」論;治の組織論;徂徠学の諸特徴;徂徠学の姿勢)
本書は「徂徠の言うままに徂徠学を理解する」ことを念頭におき,完成期の徂徠学を独立した理論として取り出し,その理論体系全体の解明を試みた意欲作.徂徠学の「解釈」をいそぐ〈徳川思想史研究〉へ一石を投ずる,書き下ろし作品.
序章 道の普遍性の問題をめぐって
前篇 徂徠学における道(先王の礼;道が制作される環境)
後篇 人の当為について(学問から治の行為へ;徂徠の社会観―「君子・小人」論;治の組織論;徂徠学の諸特徴;徂徠学の姿勢)