出版社内容情報
「人間環境」の多様な問題を、J・J・ギブソンが提唱した生態心理学的知見から考察するシリーズ、刊行開始!
21世紀型の身体研究の最前線を念頭に,身体と発達の相関,運動や知覚における情報のピックアップ.生態心理学の哲学的源流などを論じながら広大な身体‐環境系の探索に乗り出す.
シリーズ刊行にあたって(村田純一・佐々木正人・河野哲也・染谷昌義)
はじめに(佐々木正人)
序章 意図・空気・場所――身体の生態学的転回(佐々木正人)
第I部 発達と身体システム
第1章 発達――身体と環境の動的交差として(丸山 慎)
第2章 運動発達と生態幾何学(山?賦ー恵)
第3章 ゴットリーブ――発達システム論(青山 慶)
第II部 生態学的情報の探求
第4章 協応する身体(工藤和俊)
第5章 人とクルマの知覚論(三嶋博之)
第6章 ずらし、デバイス、スタジオ(池上高志)
第III部 生態心理学の哲学的源流と展開
第7章 変化の資源(野中哲士)
第8章 「頭の外」で考えることはできるか?(宮原克典)
第9章 プラグマティズムとギブソン(伊藤邦武)
終章 魂の科学としての身体論――身身問題のために(染谷昌義)
用語説明
【著者紹介】
佐々木 正人
佐々木正人:東京大学大学院教育学研究科教授
内容説明
環境に実在する情報をピックアップしながら、発達・拡張する身体を探索する。生態学的転回=エコロジカルターンは身体から始まる。
目次
意図・空気・場所―身体の生態学的転回
第1部 発達と身体システム(発達―身体と環境の動的交差として;運動発達と生態幾何学;ゴットリーブ―発達システム論)
第2部 生態学的情報の探求(協応する身体;人とクルマの知覚論;ずらし、デバイス、スタジオ)
第3部 生態心理学の哲学的源流と展開(変化の資源;「頭の外」で考えることはできるか?;プラグマティズムとギブソン)
魂の科学としての身体論―身身問題のために
著者等紹介
佐々木正人[ササキマサト]
東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
yutayonemoto
☆☆☆☆☆☆☆
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