初期プラトン哲学

初期プラトン哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 277,/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784130100533
  • NDC分類 131.3

出版社内容情報

プラトンの謎--それは初期対話篇のうちに,ソクラテスならぬプラトンの初期哲学の何であるかを問うことである.本書は『ソクラテスの弁明』『カルミデス』『ラケス』『メノン』篇によって,この困難な課題に挑む.全プラトン哲学の鍵も,そこに求められよう.

内容説明

プラトンは対話篇という戯曲様式の哲学の書物を書いた。登場人物の説がプラトン自身の説であるという保証は、どこにもない。作者プラトンは何処にいるのか、プラトンの哲学は何処にあるのか…。

目次

序章 プラトン解釈の問題点(対話篇とプラトンの哲学;プラトン哲学の三つの顔)
第1章 端初―真相の究明/『ソクラテスの弁明』篇(告訴状;真相)
第2章 知―知と不知への関わり/『カルミデス』篇(『ソクラテスの弁明』篇の場合;自己の知―知の関係性と回折性;三つの輪―筬言・クリティアス・ソクラテス;ソクラテスの場所―知と不知への関わりとしての自己の知)
第3章 徳―「徳とは何であるか」の問/『ラケス』篇(ラケスの定義とその吟味―「勇気とは何であるか」の問について;ニキアスの定義とその吟味―いわゆる主知主義的倫理説の問題;ソクラテスの介入の意義―存在の生成)
終章 途上―想起説/『メノン』篇(アポリア;ミュートス;実例)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

克己

0
パイドンへの理解のつもりで読んだがパイドンについてあまり書かれてなかった。2014/08/27

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