中公文庫<br> 落語刑事サダキチ―神楽坂の赤犬

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中公文庫
落語刑事サダキチ―神楽坂の赤犬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122072404
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報



愛川 晶[アイカワアキラ]
著・文・その他

内容説明

胸には警察手帳、手には高座扇!?噺家に憧れ弟子入り志願までした過去を持つ平林定吉も、いまや神楽坂署のベテラン刑事。落語界の隠れた名探偵・八代目林家正蔵、食欲と腕っ節なら自信ありの新人刑事・三崎優子とともに、街の事件を解決する。パワフルで懐かしい昭和五〇年代の東京を舞台に、落語愛あふれる警察小説が誕生。

著者等紹介

愛川晶[アイカワアキラ]
1957年福島市生まれ。94年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

179
時代背景は昭和50年代。落語ミステリーというんだね。落語の噺を素にして、噺のタイトルがたくさん出てくるけど、知ってる噺は少しだけ。自分には知らない噺ばかり。でも知らなくても、落語刑事というだけあって、定吉と優子が落語に精通してて、うまく物語に噺の内容を取り入れてくれてフォローしてくれる。落語の可能性と奥深さ、作者の落語愛が伝わってきた。個人的には、昭和50年代の頃の懐かしく感じつつ、鮮明ではないが当時を思い出し、事件の解決までは面白かった。ただ解決後が各章ともすっきりしないモヤモヤさを個人的に感じた。2022/09/16

タイ子

91
田中啓文さんの「落語少年サダキチ」を思い出して、やっぱ落語には熊さん、はっつぁん、サダキチなんだなと。昭和50年代の東京が舞台。神楽坂署の巡査部長・平林刑事が担当する事件の謎を最後には落語家の林家正蔵が見事に解き明かすという作品。有名な落語噺にちなんだ、いや落語噺に例えてるのか、起こる事件の共通性になるほど!感が面白い。知らない落語も解説してくれるので分かり易い。途中、新人刑事の三崎優子刑事が登場してから彼女のキャラも立ってて面白く読める。「高座のホームズ」(姉妹編)とは別の角度で楽しめる作品かも。2022/09/07

fwhd8325

53
後の彦六師匠が正蔵として登場し、活躍もします。落語の世界にこだわっている分、少し窮屈に感じてしまう面もあります。2024/03/13

rosetta

36
★★★★‪☆『神楽坂謎噺』と『高座のホームズ』のスピンオフから新たなシリーズが誕生!落語もミステリも大好きな自分には1粒で2度美味しい愛川作品。時代は昭和54年頃?流石に自分もこの頃の神楽坂は知らない💦警視庁神楽坂署(架空)の刑事平林定吉をメインキャラに、柔道二段で身長170cm越え、誰にも指摘されたことはないけれど実はトテシャンの三崎優子が新登場。カメラ屋から空き箱だけが盗まれた事件、一千万円の入った鞄が拾われた事件、連続放火事件。地元神楽坂をこんなに楽しくリアルに描いてくれるシリーズはないと思う2023/03/23

onasu

27
昭和50年代の東京を舞台にした「昭和稲荷町~」ではお馴染み、神楽坂署の落語好きの刑事、平林定吉を話し手にした新シリーズ。と言うか、あとがきにある通り、件の5巻目とも。  稲荷町の師匠の謎解きが要なのは変わらずだが、当時は珍しかった新人の女性刑事が平林に懐いて、もう一人の話し手に。  昭和だし、警察だし、平林はちと煩がるが、この三崎優子、落語への脱線にも身を乗り出してくるのだから、むげにはできずにいると…。  昭和生まれのおやじとしては、じわじわ昭和が馴染んでくるし、この視点を変えての構成も案外吉と出るか?2022/10/24

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