中公文庫<br> スケープゴート―金融担当大臣・三崎皓子

個数:
電子版価格
¥792
  • 電書あり

中公文庫
スケープゴート―金融担当大臣・三崎皓子

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122064713
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

テレビの経済コメンテーターとしても活躍する大学教授の三崎皓子は、「昔の男」矢木沢からの20年ぶりの電話をきっかけに、政界へ入ることになる。民間人として金融担当大臣を務めた後、故郷・京都で選挙を戦って参議院議員にトップ当選。山城総理から官房長官に抜擢される。しかし、この活躍を快く思わない古老たちが裏で結託し、皓子を陥れようとして……。選挙活動中に死去した父との因縁、矢木沢の奇怪な行動、そしてある日、山城総理が倒れる――。権力、欲望、嫉妬が渦巻く永田町。皓子は〝生贄〟となってしまうのか、それとも〝ジャンヌ・ダルク〟になれるのか?

内容説明

三崎皓子、五十一歳。気鋭の経済学者で、テレビのコメンテーターとしても活躍中だ。ある日、明正党の総裁・山城泰三に呼び出され、民間人として金融担当大臣に指名される。就任直後、地方銀行の取り付け騒ぎを鮮やかに解決した皓子は、参院選へ出馬、官房長官に抜擢される。そんななか、山城が病に倒れて―。皓子を待ち受ける運命は?

著者等紹介

幸田真音[コウダマイン]
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社での債券ディーラーなどを経て、95年『小説ヘッジファンド』を上梓し、作家に転身。2014年、高橋是清を描いた『天佑なり』で新田次郎文学賞を受賞。テレビやラジオでも活躍し、政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、NHK経営委員会など公職を歴任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
幸田さんが経済小説ではなく政治小説を書き上げてくれて非常に今の政治状況を考えると楽しめました。婦人公論に2013年~14年に連載されていたようで主人公も女性です。原田マハさんの「総理の夫」を思い出しました。内容的にはかなり異なるのですが。経済学者の女性があれよあれよという間に総理になってしまう経緯をうまく描かれています。楽しめます。2018/03/15

Walhalla

18
民間から金融大臣、そして内閣官房長官へ。51歳の主人公、三崎皓子さんが永田町で奮闘します。家庭への負担や、周囲の男性議員たちからの圧力など、乗り越えなければならないことは多いですが、こちらも応援したくなりますね。さて、この物語には続きがあります。続編の『大暴落ガラ』も楽しみです。黒木瞳さんの主演でドラマ化されていたそうですが、機会があればそちらも観てみたいです。2024/04/23

のびすけ

9
大学教授で経済学者の三崎皓子が民間人として金融担当大臣に任命され、突如政治の世界に飛び込んでいく。その後、参議院選挙当選、官房長官、総理大臣と、あり得ない階段を短期間で駆け上がる。いずれの展開も唐突で、現実味がなく、よって展開のハラハラドキドキ感もない。段階、段階の話も断片的な印象で、全体的に響くものを感じられなかった。期待ハズレ、かな。2020/05/08

へいがぁ

6
面白かったです。ただ、著者の願望充足小説のようにも読めてしまいました。2017/11/18

アーミー

5
大学教授三崎三崎晧子は、頭の切れる経済学者。ある日、総理大臣山城の依頼で金融担当大臣に指名される。ページをめくるたびにどんどんと晧子が辣腕政治家になって行く。晧子を政治家の軌道に乗せようと裏で糸をひく山城の存在があるのだが、持って生まれた晧子の気質がそうだったのだろう。 解説者藤沢久美さんが世界のリーダーに共通する3つの目を述べている。➀広い視野 ②長時間軸を見つめる目 ③垂直に長い視線。晧子は奇しくもこの3つの目を兼ね備えていたのだろう。現実にも欲しい逸材だと思う。続編もあるようだから読んでみたい。2018/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12301229
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。